mixiユーザー(id:514527)

2019年08月12日12:09

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あれは、中々に興味深い事故であった

どの媒体かの記憶はないが、「木にちぎれた手か足が突き刺さりその側を救助の一人が横目でこわごわ見ている」という写真は事故の惨劇をまざまざと見せつける優れたものであった。

事故の第一要因は後部隔壁が金造疲労で破損し、飛散した破片が水中尾翼を傷つけて方向舵が機能しなくなり、第2要因としてパイロットの操縦技量が劣っていたため、左右のエンジンの推力を交互に調整して機体の向きを調整することが不可能と等しく、蛇行飛行を続けて御巣鷹山の尾根付近に激突した。
後にはオートパイロットが改良され、そういう場合には自動で左右のエンジン推力が調整される仕組みが取り入れられたが、当時にはそんな機能がつけられてなかった。

米国のテレビドラマLOSTでは、後部隔壁が吹っ飛んで乗客が後ろにすっ飛んでいく場面があったが、日航機の場合にはどうであったかの記憶はない。また別の航空機事故で機体上部が金属疲労のために吹っ飛び、座席がむき出しになったまま飛行を続けたというのをジオグラフィック・チャンネルで見たが、いずれにしろ人の不幸ほど面白いものはない。


日航機34年、遺族ら慰霊登山
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=5745088
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