夫婦同姓は結婚の証だ

結婚すればどちらかの籍に入ることは世間に向けた「結婚の証」でもある。そのために「近々姓が変わる」と言われれば、「結婚ですか？おめでとう」と返すのが通り相場であり、また離婚すれば旧姓に戻すことが行われるのである。

以前勤めていた職場に、離婚後も夫の姓を名乗り続けている年契約の人がいた。その理由を尋ねると、友達も近所の人も夫の姓に慣れ親しんでいるので、敢えて旧姓に戻す気はなかったという返答であった。
そういった状況を踏まえて、戸籍法では離婚後にも結婚していた時の性を名乗り続けることが認められているのだが、社会的な状況を無視しての「身勝手な考え」に憲法を絡ませ、まともなことだと表明しようとしたのが今回の件で、門前払いを食わせられるのは当然のことと言えよう。


■選択認めない戸籍法「合憲」＝夫婦別姓、請求棄却−法の下の平等反せず・東京地裁
(時事通信社 - 03月25日 13:31)
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