但しそれは一方的な愛情表現であって、もう片方が殺されることを望むかどうかとは別の話である。今回の事件では
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3月9日の被告人質問。
弁護人「殺害の動機は」
被告「自分が何者ともつかない、将来への悲観。彼女が他の男性と一緒になってしまうのではないかという焦燥感。そして彼女を失った喪失感からです。つらく、苦しく、悲しく、この苦痛を断ち切るには殺害するしかないと思いました」
滑舌よく、抑揚をつけた話しぶり。被告の声は傍聴席の後方まではっきり届いた。
弁護人「焦燥感とはどういうことか」
被告「彼女が他の異性と交際する度に、自分の唯一性が失われてしまうということです」
弁護人「唯一性?」
被告「彼女にとって、自分が特別な存在だという意味です。彼女は私のすべてでした」
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ということであるが、簡単に言えば「専有欲・支配欲」の成せる業であり、自殺しようとする母親が子供を殺して道連れにしようとするのも同様の原理である。
■三鷹の高3刺殺、やり直しの控訴審 被告「生涯背負う」
(朝日新聞デジタル - 11月29日 12:27)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=4316938
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