mixiユーザー(id:5143065)

2020年05月25日17:34

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ウォンバット大好き!

私は1年間オーストラリアを路上演奏しながら自転車で走っていたことが有ります。
田舎では道端の動物の死骸にたくさん遭遇しました。
跳ねられホヤホヤな死骸、ガスでパンパンに膨らんでいる死骸、
ウジ、ハエだらけの死骸、すっかり干からびた死骸、骨だけになった死骸。

平らなブッシュを真っすぐに貫いている道。
その道を夜間に自転車で走らないように言われていました。
何故か。
ロードトレーンと呼ばれる3連結トラックが100kmの速度で走っていて、
もし自転車をはねても「カンガルーでも跳ねたかな」と
思われるだけだからだそうです。
こういった地域を走る自動車には大きく頑丈はバンパーが取り付けてあります。
もし目の前に動物が現れても避けないで、跳ね飛ばすことになっています。
ヘタに避けようとすると横転などの大事故になってしまうから。
特に夜間は、動物たちは自動車のヘッドライトに向かってきてしまうとのこと。

ある日、自転車で走る私の横に何か気配が。
エミューが2羽私と並走していたのです。
「お前のろまだな〜」と言っているかのように走り去っていきました。

タスマニアではワラビーにぶつかりそうになったことも。

あるタスマニアの田舎のホテルに泊まった時、
可愛いウォンバットの子どもがいました。
やはり親が自動車に跳ねられ死んでしまったのだそうです。
短い足をしていますが意外と活発で、
ソファーに飛び乗ったりと俊敏に跳ね回っていました。

写真は、メルボルンからシドニーに向かう途中の道端にいたウォンバット。
写真を撮りながらちょっとずつ近づいて頭をそっと触ったら逃げていきました。

どこだったか、あるキャンプ場では夕方になると何頭もウォンバットが現れ
人を気にすることも無く、草を食んでいました。
ウォンバット大好き!

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