mixiユーザー(id:5138718)

2022年06月29日02:22

67 view

「鎌倉殿の13人」と勝手にコラボしたコラム その25

 頼朝(大泉洋)に迫りくる死について。

 ドラマ「鎌倉殿の13人」では頼朝の末期について。第25回「天が望んだ男」の再放送をまだ見ていないので、ネタバレサイトからの情報を参考にしました。

 頼朝は自分の絶叫で目が覚めました。自分が死んで、家族が囲んでいる姿の夢を見ていたのです。
「毎晩、同じ夢を見る。今日も昨日も一昨日も」
 頼朝は、そのことから弟の阿野全成(新納慎也)を頼ります。この男、死者の霊を憑依させたりするのが売り物にしていましたが、大姫(南沙良)にそのインチキぶりを暴露させられたりと、その能力はかなり怪しげなものでした。それでも頼朝は頼りました。どうすれば死を免れるか、と。
「陰陽五行では、相性の良い色と悪い色がございます。平家の赤を遠ざけてください」
 快諾する頼朝ですが、「ほかには?」とリクエストしたので全成は次々に怪しげな回避策を提示しました。「久方ぶりの者が訪ねてきても避ける」「昔を振り返らない」「仏事神事は欠かさぬこと」「赤子を抱くと命を吸い取られる」「恨みを持つ者の縁者を避ける」等々。もちろん思いつきです。
 しかし結果的にこれらも守ることはできませんでした。
 御所で傍らを歩く北条義時(小栗旬)には、
「少し離れて歩いてくれ。お前は、伊東祐親の孫だからな。ゲン担ぎだ」
 と、さっそく死亡フラグを立てます。
 頼朝が居室についたところ、義時の異母兄弟・北条時蓮(瀬戸康史)が真っ赤なほおずきを飾っていました。頼朝は、血の気がひきます。
「伊豆から送ってきました。たくさん届いたので、御台所が鎌倉殿にもお届けするようにと言われまして」
「すぐ片付けろ。赤いものはいかん」
 そして、頼朝だけに仏壇の鐘の音がしました。
 頼朝の嫡男・頼家(金子大地)と比企能員(佐藤二朗)の娘・せつとの間に長男・一幡が誕生しました。能員は、頼朝の後は頼家に継がせ、そのあとは一幡に継がせようと考えていました。能員と道(堀内敬子)は、頼朝に一幡を抱っこさせようとします。しかし、頼朝は赤子を抱くと命を吸い取られるという全成の言葉を気にして、抱こうとしません。しかし、嫡男の子とあって結局しぶしぶ抱っこをしました。またしても死亡フラグ。
 頼朝は北条時政(坂東彌十郎)の四女・あき(尾碕真花)が3年前に病死したことへの追善の橋を架けた相模川で供養に出るために安達盛長(野添義弘)を引き連れて和田館に向かいました。直接橋に向かわなかったのは方角が凶なのでいったん遠回りしたのです。突然の訪問に和田義盛(横田栄司)は恐縮します。そして、頼朝は巴御前(秋元才加)と会います。そこで出たのは木曽義仲( 青木崇高)のこと。
「義仲殿もわしも平家を討って、世を正したいと思ってただけじゃ。すまぬ」
 そういって謝罪した後に、我に返ります。またしても死亡フラグ。

 いよいよ落馬に続きますが、それはまた明日。(この項つづく)


7 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2022年06月>
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930