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2021年06月12日13:58

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『平成という時代の検証』 2013年●平成二十五年 その15

クールジャパンって何? Tokyo Crazy Kawaii Parisでは、稲田朋美クールジャパン担当大臣がゴスロリ姿で登場。来場者の度肝を抜きました(9月)。富士山と和食が世界遺産となり日本の文化が世界に認められました。これで勢いづいたか「日本の文化やライフスタイルの魅力を付加価値とし産業として発展させ、海外需要の獲得(アウトバウンド)及び日本国内への取り込み(インバウンド)につなげ、日本の経済成長の原動力に」するんだと「クールジャパン」政策を推進するべく株式会社海外需要開拓支援機構=クールジャパン機構が設立されました(11月)。一方では、騒ぎすぎと冷ややか(クール)に批判する向きも。

ベストセラー 村上春樹『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』がベストセラーとなり、その関連でラザール・ベルマンが演奏するリスト「巡礼の年」もヒットしました。この年も村上はノーベル賞を期待されましたが、受賞したのはカナダの短編作家、アリス・マンローでした。また、近藤誠の『医者に殺されない47の心得』は過剰医療への警告ですが、賛否両論を巻き起こしました。阪神淡路大震災と東日本大震災をモチーフにした、いとうせいこうの『想像ラジオ』も高く評価されました。ビジネスマンの間では、ITやビッグデータが話題になり始め、西内敬の『統計学が最強の学問である』がよく読まれました。

芥川賞最年長受賞者 1月に発表された芥川賞は黒田夏子「abさんご」、直木賞は朝井リョウ「何者」と阿部龍太郎「等伯」。1/16に授賞式。黒田は当時75歳で史上最年長の芥川賞受賞。

物故者 大島渚(映画監督、1/15、享年80)、大鵬幸喜(相撲・第48代横綱、1/19、享年72)、マーガレット・サッチャー(元イギリス首相・鉄の女、4/8、享年87)、三國連太郎(俳優、4/14、享年90)、牧伸二(ウクレレ漫談、4/29、享年78)、高崎一郎(ディスクジョッキー・司会者、8/10、享年82)、藤圭子(歌手、8/22、享年62)、山崎豊子(作家、9/29、享年89)、中村昌枝(バレーボール東洋の魔女、10/3、享年80)、やなせ たかし(漫画家・絵本作家、10/3、享年94)、岩谷時子(作詞家、10/25、享年97)、川上哲治(野球選手・巨人V9監督、10/28、享年93)、ネルソン・マンデラ(南アフリカ共和国初の黒人大統領、12/5、享年86)、大瀧詠一(シンガーソングライター、12/30、享年65)。

さあ次回からは年表形式で平成25年を見てゆきましょう。
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