『平成という時代の検証』 2006年●平成十八年　その16

カチューシャが大人気　男性もつけてます。

スクエアで縁太メガネが人気　メガネで「知性」を演出。メガネ女子の人気急上昇。

ローリー式キャリーバッグがタウンで人気　後ろを歩いていると躓くのが難。

しっかりメイク　厚化粧に見えないメイク(目元キラキラ、唇はグロッシー、チークはしっかり)が主流

ご当地グルメ　喜多方ラーメン、宇都宮など、古くから伝わるB級グルメを全国的にし、町おこしに一役買わせるご当地フーズ。この年のブームは、太い腰のある麺とカツオ節が決め手の富士宮やきそば。バスの日帰りツアーも出るほど。

憲法を世界遺産に　爆笑問題が文部科学大臣賞を受賞(3/27)。太田光と中沢新一の『憲法九条を世界遺産に』(集英社新書)がベストセラーに。

世界に冠たる…　藤原正彦『国家の品格』(新潮新書)が、バカ売れ。自由、民主主義といった近代社会のお守りをブラックユーモアを交えて、くそみそにけなします。英語より国語、民主主義より武士道精神、普通の国より異常な国といったロジックを長年の海外生活を経験した国際的数学者が書いたというところがミソか?　朝日社説と産経抄の両方が引用する、国家論という微妙なバランス感覚。

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