若者のクルマ離れが著しいとささやかれて、もうずいぶんになります。
かくいう私も、免許もクルマも持たない身分なのですが…。
ちょっと計算してみました。公共交通機関を主体として、タクシーもひんぱんに利用したとしても、クルマを購入してガソリン代などを消費し、車検などにかかるお金のほうがはるかに高くつくのです。
結論から言うと、東京や大阪のように公共交通機関が発達していて、タクシーも簡単に呼べる、あるいは流している地域では、クルマの所有は不要です。
知人からこう言われたことがあります。
「千葉県あたりでは、免許を持っていないと心配されるんだぞ。車がなけりゃ、女の子と付き合うことも出会うこともできないって。どうするんだって」
クルマと女性との出会いがどうなっているか、免許のない私には想像もつきませんが。
それに今では異性と出会おうと思えば、インターネットがあります。
出会い系は言うまでもないですが、FacebookをはじめとしたSNSがあれば異性に不自由はまったくないのです。
私に忠告してくれた友人はネットをあまりせず、SNSなんてものとは無縁だったから、そういうことを知らなかったのでしょう。
それにファッションホテル(ラヴホテル、連れ込みホテルのことね)も、郊外はいざ知らず、街中にあるものは駐車スペースを持っていない場合が多いのです。コインパーキングを探すのも一苦労でしょう。
それに運転していてはアルコールをたしなむのも不可能だし、その他の飲食もファミレスなどに限定されてしまいます。
結論から言って、若者のクルマ離れは別に異常なことではないのです。
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