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2019年10月19日11:58

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小池教室

先日久しぶりに会う友人と楽しくランチ。
彼女は定年まで勤めて、今は独り暮らし。(ご主人は亡くなって)
行動派で毎日ジム通い。運転も現役。
地域の仲間と積極的に交流している。
息子二人は私と同じ。

息子さん、若い時はサーフィンをして、奥さんもサーフィン仲間。
海の近く鎌倉に住み、その後いろいろ職について、いまは釣り船屋をしている。

うーん、うちは全員サラリーマンで、度胸あるなあ、としばし感心する。


翌日いつもの血圧の薬をもらいにゆく。
医者の前では100、50、60位すぐ出てしまうのに、なんと126、先生、思わず脈をみて、
酸素など計ってしまう。先月ちょっと腸のトラブルがあったばかりなので。
いずれも正常値、やれやれ。

わたくし気をよくしてデパートへ行って靴の修正、昼食を食べて帰る。
買い置きの肉を何とかしなくては、と気づき「煮込みハンバーグ」を4つ作り冷凍。
そのまに栗ご飯用、渋皮煮つくり。獅子奮迅の働き。疲れる。

次の日が大変!
腹痛、体のだるさ。
よく考えてみると友人と会うのに、ひらひらのスカートをはいて、
特に気温の低い日だったので、腹痛直撃。(冷えです)
それが一日置いて出るところが鈍いところ。
また、次の日疲れ切って拍車をかけた。
体調悪いのはつらいなあ、とつくづく自分の不用心を嘆く。

愚痴をこぼしてなかなか本題に辿り着きません!


小池教室。

講義は小池光、現代短歌10月号掲載。50首から前半25首を。

     大黄

  賞味期限きれて五年のつはものが冷蔵庫の奥の奥に潜める

 海苔の佃煮の瓶詰めを娘が来て見付ける。
 (「え〜やだ、お父さん五年前よ、早く捨てなさい」という会話があったに違いありません。)

  大黄といふ植物が高山の岩陰にによつきり生え出づるてふ

チベットの高山に、TVで見た。1,2メートルもあり、この世にあるんだとびっくりしたもの。

  槻木(つきのき)の葉坂(はざか)といへる集落にわれは生まれて山羊の乳のむ


疎開した地で生まれました。廃校の教室に住んでいました。
山羊を見ると母性を感じる(笑)

  父の死後五十年となり小雨の日ふるさとの墓の墓じまひせり

結構大変なんですよ。お骨を送るのがまた。
宅急便はどこもだめで、ゆうパックが出来ました。ちょっと意外でしょ。

  子規の旅行鞄に大きく書かれたる「山雨海風」文字はいきほふ
  秋山兄弟生誕の地の井戸端にあかくいろづきそめて柘榴は

夏の大会松山の歌。
(わたしも旅行鞄と、秋山兄弟の歌を作りましたので、なんか身近に)


題詠  待つ

  首のべて涼風まてりわたくしは黙ふかくして夏をおくりき    とうこ

小池・趣きあるね。
    三句以下ステキ。ある年齢を感じる。
    首のべて  はどうか?ま、いいか。

あとで友達がとうこにしては具体がない歌であったね、よく小池さんOKしたと思う。
と言われてしまいました。
たまにはこういう歌も作るんです、はい。





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