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2019年10月15日18:39

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作ってみました

 肴は鱒の焼き魚にはたはたの湯上げ、茸はしめじで、ふろふき大根との取り合わせが絶妙だった。それに小皿に無造作に盛った茗荷の梅酢漬け。
「赤蕪もうまいがこの茗荷もうまいな」
 と町奉行の佐伯が言った。佐伯の鬢の毛が、いつの間にかかなり白くなっている。町奉行という職は心労が多いのだろう。
 白髪がふえ、酔いに顔を染めている佐伯熊太を見ているうちに、清左衛門は酒がうまいわけがもうひとつあったことに気づく。気のおけない古い友人と飲む酒ほど、うまいものはない。
      
 藤沢周平の『三屋清左衛門残日録』の一節です。
読む本がなくなってもう一度と取り上げたもの。
このくだりおいしそう、うちの茗荷も出ているのでは?とがさがさと木の下に潜り込む。
もうクリーム色の花がひょろひょろと出ている。
30,40は直ぐ採れる。
いつもは放っておくのですが。
用心しても藪蚊に刺されるので!

簡単に梅酢漬けができる。
おいしそうでしょ!
ちなみに私はお酒が飲めません。

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