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2020年09月24日13:52

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車椅子にせよなんにせよ

もうこのご時世、サービスを求めるだけではダメだと思うのよね。

駅の無人化めぐり 車いす利用者「移動の自由侵害」JRを提訴
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200923/k10012631381000.html

移動の自由を行使するには、一人で移動できる義務がある程度必要なんですよ。
これは健常者であろうと、車椅子であろうと、知的障害であろうと同様。
即ち、自分でできる最低限を維持してないと、その移動で起こる責任を全うできない。
だから、介助が必要となる時点で自由に行動できる状態ではない、と言う事を自覚し、
他者の助けによる行動の自由が必要である、つまり他者の善意に頼らないといけない
と言う事が言えるのですよね。

憲法で保障している行動の自由はあくまで個人が個人でできる範囲での行動の自由で
同時に、自分でできない自由はしたらいけない。
他者の善意を権利と履き違えては行けない部分も本来は有るわけです。

憲法で保障されていると言っても、飽く迄個人ができるレベルでの自由、個人の
限界があったらそこまでよ?が保障されてると言う事実をまず見ないといけないし
他人のご奉仕前提の自由てのは他者の自由を奪う事、他者の時間をもらう事だと
理解して感謝しないといけないんですよね。
本来は。

なのだけれど、昨今は障害者団体にせよ当事者にせよ、権利と自由ばかりを言い
ギブ&テイクを蔑ろにして、ギブmoreギブになってるのが反感を買う理由の一つ。
できる範囲ですら他者にやらせて当然と言う意識が育ってしまってる状況でして
これは障害者の自立を妨げている、と言う状況。

彼らが自分でできる範囲はやって出来ないところは手助けしてあげようという
それが正しく障害者の自立を促すんだけど、なんでもかんでも他者に”やらせてあげる”
と言う感じになっている現状を打破しなければ、所詮障害者は健常者の人生を食い物に
する邪魔者としてしか認識されないんだよね、と。

そこの理解が足りない自称障害者の理解者は福祉の推進者(福祉事業をしてる訳でない)
なんてのがどんどん自分でできる事を障害者から奪っていった事実はある訳ですよ。

で、社会のリソースに負担をかける。
例えば、一番身近なら学校でのお世話係を押し付ける先生だよね。
これらの先生は、他者例えばお世話係になった子に対して普通じゃできない経験を
させてあげているんだから感謝してやさしい子に育つと信じてる部分が強い。
けど、自分の時間、それこそ勉強の時間や宿題の時間まで奪われた児童は障害者に
恨みしかもたねーんですよ。

そこは余力と使命のある先生がすべき事だったりするんですが、しない。

それが現状の障害者支援団体とやらが社会に対して同じ姿勢で押し付けてくるから
本当に障害者は邪魔者に感じる人の方が多いし、リソースは有限だから無い所には
回せない状態になる。

このJRだって会社の維持が必要だし、他の所それこそ人が多いところに人を回す
と言う事をしないといけない状況がある現実を見てない。
だから権利だの憲法だのと言う漠然とした方向でしか文句を言わないし言えないし
障害者差別解消法だの持ち出すけれど、それらは余裕があったらできること、と言う
その根幹すら判ってない。

ただ、人にやらせて、人はやって当然な障害者が騒ぐとどんどん真面目に自力で
頑張る障害者が偏見で見られていく事に気づいてないというか無視してる。

実際、無人駅でも防犯やバリアフリーは充実させて行っているのはあるしそれを
利用できる様に障害者支援を謳う人達はやっていかないといけないのにね。

障害者の暮らしやすい社会ってな理想ですけれどね。
でも、それが健常者の犠牲になりたっている、健常者を苦しめる事で成り立つ
なんてなったらそれはもう、憲法における平等も公平もなくなってしまう。
むしろ、このJRの件に関して言うなら、彼らを支援する団体や人達が裁判だの
なんだのの前に、ボランティアで駅に一日中詰めろ、と言う事になる。
それをしないで他者へ負担を強いる状態は結局、障害者への差別意識をそだてるだけ
と言う事にそろそろこの手の連中は気づく必要があるよな、と。

そんな感じなのです。
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