圧倒的なダブルスコア

昨日16日は、藤沢市長選挙の投開票。
現職含む3名が１週間の選挙戦を闘った訳ですが、蓋を開ければいかの通り。

令和２年２月１６日執行　第２０回藤沢市長選挙　投開票速報
http://www.cityfujisawa.ne.jp/~sokuhou/
※非常に初期IE感漂うサイトですが、役所なんてこんなもんｗ

届出

番号


候補者名

（党派名） 　　　　　　　 22:00 22:30 23:00 23：05（確定）
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１加藤　なを子（無所属） 4,000 16,000 18,946 18,946
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２水戸　まさし（無所属） 8,000 16,000 25,102 25,102
──────────────────────────────────────
３鈴木　つねお（無所属） 12,000 48,000 59,314 59,314
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圧倒的じゃないか！現職は！！
と言う状態です。

加藤なを子さんは共産党が推薦を表明して応援していましたが、やはり共産党の
応援はネガティブに動いたなと思うのは、応援が結局ねｗ
市政に安倍関係ねえし！
な状態だし、９条だのなんだの言っても問題は、藤沢市がどうなるか？でしょう？
国政の場で言う事を地方の場で言っても無意味なんすよ、の典型といえるでしょうね。
　
候補者本人は頑張っていたみたいですが、やっぱり応援が頼りないと応援者が
敵になるの実例みたいになってしまいました。

水戸まさしですが、完全な無所属です。
でも広報というか表にでる部分で「都落ち」なんて言ってましたし、実のところ
近隣のと言いますか、神奈川県では不義理や梯子外し、裏切り等をしていたりして
地方議員にも、政党にも嫌われている面が強いのですね。

故に、そもそもが不利な戦いです。
何とか、一度不義理をして疎遠になってた有力者と仲を回復しても
地域が違う事を考えると、実質的な応援者にはなりえない。
遠方から藤沢市の付き合いのある人に水戸をお願いね！と言ったところで
これまでの裏切りや不義理を知ってる人が、許す訳もなく…。

加えて、民主党→日本維新の会→民進党と政党を渡り歩いているイメージが
強く、地方政党なんかは政党渡り鳥なんて言う人も多いみたいです。

この状況で何をするかにをする、と言うのもなく４年間失望させない
と言っても困ったことがあると逃げるのではないか、と言う事を思われる
あるいは言われると言うのは避けられない状態だったんでイメージ戦術も×。

そうなると、実績と明確に目標を定めて言っている現職が強いのは当然、
と言う感じになるんですね。

ただし、それだけでこの大差が付くでしょうかね？
と言う事になります。


現職は自民、立憲の支援があるとか？
地方議員関係なら、ある程度の利益を得る事の必要性や今後の事を考えての
妥協点とも言えるでしょうが、やはりまあ明確な主張があるのが強かったな、
と言うのはおおきいと思うのですよ。

もっとも建設、建築関係では評判が悪いとも聞きはしますが、辺に藤沢の街並みを
破壊するような開発を、市民は求めていないって事なのでしょうね。

その割にゃあ、パチンコ店の大型出店増えてるなんて噂も聞きますけど。


しかし、それだけがこのダブルスコア祭りの原因とも言えないのでは？
と思うのは国政です。

野党は、相変わらずモリカケと桜。
コロナウイルスの問題があっても、質問時間をそれに割いていると言うのは
国会中継を見ても明らかなのに、なにもしないで状況を悪化させていく事をして
挙句の果てには辻元さんの罵倒ですよ？


非自民だけが推す候補者を、信用できる状況であろうか？
と言う事になるんですよね。

もちろん、地方選挙は地元との密な繋がりが必要です。
この繋がりを維持するためにはたかだか半年前に、地元に戻っても効果はないし
共産党の様に、国政批判をしてもだめですよね。

その上、野党系列のあらゆる体たらくは、マスコミが普段なにがあっても
安倍政権を叩く！という姿勢の所為で、ちょっとの事でも１００倍の効果！
と言う状態を作っていますから、野党あるいは無所属でも非自民、反自民な
形が作られていくと、もう胡散臭さが増すってところでしょうか？


今後も非自民系の政党からの候補者はでると思いますが、何より問題は
左派リベラルの匂いがしたら、もうだめ！
みたいな感じになる可能性が大きくなった事ですね。

辻元さんは、自分の罵詈雑言を棚に上げて首相批判をしてますが、それだって
既に言ったことがバレてるのに正義ヅラじゃないですか。
これほど反感を買う行為は無いです。

辻元さん、蓮舫さんを前線から下ろす、一切の公的な政治活動をさせない
表の舞台から遠ざけるだけで、野党への支持率の回復の一助にはなる、
と言うのは市民ネットワーク系の女性議員でも理解は得られる意見です。

つまり、いつまでも口うるさく罵るおばさんが目立っては行けない、
と言うのは女性議員サイドでもあるんですよね。
地方政党ほど危機感は相当なものになっている、と言う印象が強い市長選挙
だったりする印象でした。