大丈夫ですか？は最悪な言葉になりうるという件

　２か月以上も使い続けている盲学校関連の校舎で朝
　おはようございます
の代わりに
　大丈夫ですか
と言われた。
　私を見てかける言葉がこれというのは最悪だということを、日本語を使う多くの人に知ってほしい。たぶんこのブログは少しの人にしか読まれないだろう。そんなことに関心を持つ人がほとんどいないからだ。いや、私の言っていることがまだ主観的で思いやりにかけているからかもしれない。
　国家試験を直前に控え、患者さんを見ながら受験勉強と授業をこなさなければいけない私のゆとりのない心にどうしてこの言葉がこれだけ残酷に最悪に聞こえるのか。それは、彼らが私を見たとたんに大丈夫ではないと判断しているように感じてしまうからだ。まるで具合の悪い病人のように。道端で倒れた人にいうように。
大丈夫ですか？
　私のどこが大丈夫ではないのですか？
そう言いたいところだが、不審そうな顔をして無言ですれ違うだけに控えた。大丈夫ですかが時には最悪の言葉になることを、日本人がいつか気が付くことを私は望んでいる。