3/6 通り抜け

　なんかアクションシーンで暴れ回っていたときピンと張られたワイヤーに蹴る感じで足をかけて背後に飛び退く夢を見た。この感覚だけは強烈に覚えているんだが、周りの状況をまったく記憶していないため、この前後の流れもまったく思い出せないということになっている。あと、箱の中にぎっちり単行本を詰めたら意外と隙間できたな〜と喜ぶ夢を見た。これも箱がややこげ茶っぽい段ボール箱だったことをはっきり覚えているんだが同じ理由で前後の展開を覚えられていない。なんだろう。今日の夢では一点しか見つめていなかったのか。

　ベトナムのラジオからゴイーンという音がするな風情があるなと思っていたら、突然ウィンドウズにメディア抜き差しする音がしてビビった。パソコンから直接音出してるのか、まあネットラジオだからそれぐらいのユルさがあってもおかしくはないのだが、それにしても普通そのパソコンでメディアを雑に抜き差しするような作業をしないとは思うんだよな。世間は今も例のビョーキの話で持ち切りだけど、昔は加賀国を指していた加州という言葉も今ではカリフォルニアを指すようになってしまったし、一応石川県に住んでいる身としていちいちビックリさせていただいている。そのほかのニュースを積極的に見るようにしているため、昨日なんかは別に知りたくもない楽天の話題なんかに目を通していたけど、楽天の送料無料に対する賛成派閥みたいなものがあるんだな。まあ反対ではないにしろそんな積極的に賛成しているひとたちがいるとは思っていなかった。

　今日は近所のブックオフへ向かった。昔からあったでかい建物がいきなりぶっ壊されてたので驚いた、そんなに通らない道だから気付かなかったんだけど、まだ残骸が重機が残っていたので壊されたのはごく最近であるらしい。この建物は廃墟っぽい風情があったので度々眺めては面白いと思っていたのだがまさか壊されるとは。もしそうだと知っていたらもっとジロジロ見ていただろうし、惜しいことをしたが、近隣住民でもないのだから壊される情報なんか知りようがないのだし、グーグルアースのタイムラインでいつから存在していたか調べるのが関の山ってところかな。建物の記述が長くなった。そのあとハゲのところに行き、無事に脱出。無事というのは新型コロナウイルスが蔓延しているこの世の中で、という話だが。ただその話題でいえばブックオフの方がすごかったな。本を選んでいたら静かな店内放送が流れてきたんだった、その静かさでもうその話だとは察知できたが、どうも新型コロナウイルスの関係で三十分以上の立ち読みをご遠慮とかアナウンスしているようだ。そんなことって言っていいんだなというか言えるんだなあ、なぜおれがこのような感想を抱くかというと、以前何度もビームせどりをどうにかしてくれとお願いをしたのに、それは最終的にこちらからもそのお客様にお願いすることしかできないので、と断られまくった経緯があるからだ。それなのにビョーキが蔓延する危険性があったら言えるんですねえ。じゃあビームせどりも追い払えよ。とにかく山田美妙の本を買ってその場をあとにしましたね。それで百均でスポイトと円錐形ペーパーフィルターを購入した。スポイトは色々と使い道がある。酒屋には寄らずに帰宅して、部屋を掃除。夕飯時にもテレビでニュースを見ていたけど、新型コロナウイルス関係で貧困過程向けに安い弁当を販売しているという。詳しく書くと子供食堂でガキ向けに一個二十円の弁当を売っているという内容だったが、それを見た大人であるところの家族が「わたしも行きたい！！」とテレビに向かって叫んでいたので引いてしまった、冗談であってほしいが……。