3/16 ロードショー

　起き抜けに、プーさんを読み終えると指に違和感があったのでそれごと引きちぎったら血が出てきたしみんなから心配されたけど全然痛くないしせっかくだからこれを舐めさせてサキュバスと契約するかと思う夢を見た。めちゃくちゃ怖そうな夢だが特に怖そうな印象は残っていないな、やっぱり最後に非現実的なことをしているからだろうか。頭痛治療のため目が覚めてもひたすら寝ていたので夢の記憶があんまりない、あとはヒーローっぽい夢を見たと思う。ちなみに頭痛は治りました。

　寒くても雨さえ降ってなければ一度は窓を開けるおれだが、今日窓を開けると鳥がバタバタと飛び去っていった。驚かせちゃったかなと申し訳ない気持ちになっていたけどどうも違うみたいで片方がもう片方を追いかけ回している。これは発情の季節か、そうかそうかもうそんな時期か、めちゃくちゃ寒いやんけ、オイッとなって、しかし窓は開けっ放しにしておいた。おれは締め切った部屋で閉鎖的な空間を作るのが嫌なのでどんな夜でもできる限りカーテンを開けておきたい人間だし、昼はそれがカーテンじゃなくて窓になる。とにかく外とつながっていない。そんな外だが、起きたときは晴れていたのに飯食ってたら北からモリモリ黒い雲がやってきて雨が降り始めた。相変わらず人間をおちょくっているかのような天気だ。しかも通り雨ではなく、という記述も何度もしたはずだが、とにかく通り雨ではなくしっかりとした大雨だ。それに加えて気温も二・五度も下がっている。なんでこんなことになるのかまったく分からない。ここ数日の天気の履歴を見ているけどずっと雨だ。嫌われてるんじゃなければすごく運が悪いのだろうし、それは確かに当たっているかなって感じ。

　しかし今日は雑誌の受け取りがあるので出かけないという選択肢はない。晴れたわけではないが幸いにも雨だけは降ってない状況になったので、然るべき時間に用意をして出かけた。まずその目的の雑誌受け取りをして、次なる雑誌の予約もした。初めて見る店員だったので初めてっぽい対応をされた結果、本の予約に五分ぐらいかかった、いや遅いのは別に怒らないんだが後ろに客が溜まっているんだしさっさと別の店員を呼んで処理してくれよ。四分ぐらいしてようやく店員が来て、さらにそこから一分待たされておれの予約は終わった。長い旅だった。それからようやくガレージへ向かう。しかしここは何も変わっていなかった。まあ、でも、マンションの前にいい本が揃っているからな、とホクホクしながら出向いたら、さっきまで雨が降っていたからか、店の面にあるはずの本は全部入り口に避難させてあったし、しかも箱が縦に積まれていたので、その内容を見ることも出来なかった。そこで店内をぐるりと一周して、出る。割と早めに用事が終わったので、ここからブックオフへと向かうとセールの真っ最中だった。これは買うべきかな〜と意気込んだけど、そこまで強く欲求できる本はなく、読みたい本は家にたくさんあるという結論に落ち着いてしまったため、何も買わずに帰ることにした。返ってきたら頭痛が戻ってきやがった。最悪。燃費が悪いなと愚痴っていたけど、これは運動を挟んだ辺りから直ってくれたので良かった。夜ご飯のときには、一日中見ていても飽きないイルカをシャチの餌にする番組を見た。なんでエサにするのにその前にイルカは友達みたいなこと言うんだろう。あと、これは別の番組だけど、刀の効果音みたいなシュピィィンという音と共にロゴが出てきたので、内容に関係なく笑ってしまった。

　夜中は過労死の本を読んでいた。酒屋でバイトしてたとき全然知識なかったから分かんなかったけど、メシ食ってるときも客来たら店に出ろとか言われていたやつ、あれもサービス残業の一種だったんだな。そんな労働力のむしられ方をしたのにリーマンショックのせいだと嘘をつかれてやめさせられてしまった。そしておれは労働を嫌いになった。今日はヤングガンガンを読もうと思っていたので、まずその前に謎のテープ音楽をアーカイブオルグからダウンロードして、それをお供に、などと考えていたらダウンロードがうまくいかない、どうもサーバーにエラーが発生しているようだ。急ぐものでもないが、ダウンロードできなかったときのことを考えていなかったので、しばらくフリーズしてしまった。仕方ないので先にヤングガンガンを読み、途中からダウンロードを開始することでようやく完全にダウンロードすることが出来た。しかしグラビアに書いてあったが、ヘルシーボディーって褒め言葉なのか？