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2020年01月22日11:33

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ギーター「魂と肉体(1―3)」


バガヴァッド・ギーター第2章20

(長谷川訳)
魂は。いつ生まれるということもなければ、いつ死ぬということもない。魂は一度生じて、再び生じない、というようものでもない。魂は誕生もない、永久のもの、時を超えており、そして常に存在するもの。肉体は滅んでも魂の死滅はない。

(長谷川解説)
誕生は、常に肉体が生じたことで、魂のことではない。死もまた、肉体に起きたことであり、魂にではない。ある肉体は一度生まれれば、っそれは二度と生まれない。しかし、魂は不生不滅、そしてそれは、滅びる肉体の中にあって常に不老不死である。世のあらゆる変転、即ち、すべての歴史は、悉く肉体に於いて起こることなのだ。魂や意識は歴史を超えている。

(田中嫺玉訳)
魂にとっては誕生もなく死もなく、元初より存在して永遠に在りつづけ、肉体は殺され朽ち滅びるとも、彼は常住にして不壊不滅である。

(向井田訳)
アートマン(真我、真実)は生まれることもなければ、死ぬこともなく、ずっとそこにあり、消えたり、現れることもない。
“存在”は生まれず、消えず、永遠である。どんな変化も受けず、いつも新しいままであり続けている。たとえ肉体が滅びても、君自身の本質が滅びることはない。

(上村訳)
彼は決して生まれず、死ぬこともない。彼は生じたこともなく、また存在しなくなることもない。不生、常住、永遠であり、

(スワミ訳)
真我は決して生まれず、死ぬこともない。真我は生じたこともなく、また存在しなくなることもない。不生、常住、永遠であり、太古より存在する。肉体が殺されても、真我は殺されることがないのだ。


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