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2020年01月19日12:32

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ギーター「魂と肉体(1―2)」


★ギーター/2-13
(長谷川訳)・・・魂(アートマー)は刀で切ることもできなければ、火で焼くこともできない。魂は水で濡らせない。そして風も乾かすことはできない。

(長谷川解説)
肉体に覆われた魂は、現世でこの肉体に於いて、子供時代、青年期、そして老年期を過ごして行く。そのようにして死後、魂は別の肉体に出会っていく。冷静な人(賢者はこのことに囚われに惑わされない。

(田中訳)
肉体をまとった魂は、幼年、青年を過ごして老年に達し、捨身して直ぐ他の体に移るが、自性を知る魂はこの変化を平然と見る。
(向井田訳)
この体に住まう者は、個人が子供時代から成長し、若い時代、老いの時代と移り変わりを経ていくように、次から次へと肉体を得て通りすぎてゆく。この点から見ても、物事の真実を知る賢い人は悲しむことはない。
(上村訳)
主体(個我)はこの身体において、少年期、青年期、往年期を経る。そしてまた、他の身体を得る。賢者はここにおいて迷うことはない。
(スワミ訳)
肉体に宿った意識は、この肉体中において少年期、青年期、老年期を経た後に、再び他の肉体を得る。賢者はここにおいて迷うことはないのだ。


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