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2017年07月12日10:42

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あるヨギの自叙伝



すでに故人となられましたが、日本トップの経営コンサルタントといわれコンサルタント会社として日本最大の会社、船井総研を創立されたれた、故船井幸雄さんが今迄読んだ本の中で、10回以上読んだ本が3冊あり、その中に『ヒマラヤ聖者の生活探究』と並んで、パラマハンサ・ヨガナンダ著『あるヨギの自叙伝』をあげていました。

私も10年前にこのヨガナンダ『あるヨギの自叙伝』を知り、分厚な本でしたが立て続けに4回連続して読みました。そしてこの本に出合えたことに心底から幸せを感じたものでした。
 
キリストと同じく神を知り、神を体験した聖者たちがインドに現実に存在していたという事実、また聖者たちが語る神の世界を知っただけでもこの本に出合った喜びがありました。

そして、このようなキリストがインドに何人もいたということに、インドの奥深さを知って、ものすごく感動し、興奮しました。

本書にはインド古典のヴェーダやヨガ、パタンジャリー、バガヴァッド・ギーター、ジョーティシュの解説あり、物理学の解説あり、新旧訳聖書の解説あり、死後幽界、霊界の実相の教えあり、キリストの奇跡あり、実に内容の濃い読み応えのある良書です。

また彼の師スリ・ユクテスワ師は東洋西洋を通じて、キリスト教の聖書をこれほど霊的洞察力をもって解釈をした人はないといわれる聖者です。
パラマハンサ・ヨガナンダ自身、生涯の大半をアメリカで過ごしたため、インド哲学の真髄とキリスト教聖書との根源的一致を、体得したともいえます。
 
価格:¥4,410 524頁、森北出版
図書館でお借りすることをお勧めします。購入されても損ではない良書だと思います。


ヨガを行ずる者をヨギという。本書はヨガの聖者、パラマハンサ・ヨガナンダ師が、波乱に富んだ自己の生涯や、インドの偉大なヨガの聖者たち、神を体験し、神の意識に悟入し神とともに生きた大師の数々の奇跡を、近代科学の言葉で記述した興味尽きぬ自叙伝です。
師の魅力的な人間性、生涯、そしてヨガが有する霊的な世界に思わず引き込まれてしまう書です。

インド政府の記念切手に
1977年3月7日、インド政府は、パラマハンサ・ヨガナンダの「マハーサマーディ」の
25周年の記念切手を発行しました。切手とともに配布された説明書には、次のように述べています。

──パラマハンサ・ヨガナンダは、青少年時代を除いて、その生涯の大半を外国で過ごしたが、それでも彼は、やはりインドの偉大な聖者のひとりとして数えられる人物である。彼の遺業は、現在ますます発展をつづけており、世界各地で、魂の救いを求める人々に大きな指針を与えている〔インド郵政省〕──
パラマハンサ・ヨガナンダは、インドで霊的な修行を積んだあと、27歳でアメリカに渡り、生涯を布教にささげました。とくにキリスト教の教義や新約・旧約『聖書』の内容、に精通しており、それとインド古典哲学のヴェーダとの共通点を説いたため極めて多くのアメリカ人が彼に帰依しました。
彼の自叙伝は「あるヨギの自叙伝」として、世界各国でベストセラーになりました。

マハーサマーディ (至福のうちの肉体の離脱)
1952年3月7日、パラマハンサ・ヨガナンダ(1893〜1952)は、ロサンゼルスのビルト・モア・ホテルにおいて、駐米インド大使ビナイ・R・セン氏のためにディナー・パーティを催しました。ディナーが終わり、ヨガナンダが挨拶を始めると、会場は一瞬すさまじい驚きのためにどよめきました。

何と、彼は、自分は今から死ぬ、という挨拶をしたのです。半信半疑の大半の客を尻目に、彼は伝統にのっとった様式で瞑想に入り、そして至福のうちに肉体を離脱しました。アメリカの一流ホテルの公開の場で公然と行なわれたので、大きなインパクトを与えました。

遺体の不朽現象
ヨガナンダの場合、もうひとつ特筆すべき点は、遺体が奇跡の不朽現象を現わしたことでしよう。ロサンゼルスのフォレスト・ローン墓地の遺体安置所の所長、ハリー・ロー氏はこう書いています。

──パラマハンサ・ヨガナンダの遺体には、何らの崩壊のあとが見られない。これは、我々の経験では、極めて異例な現象である。彼の肉体は、死後20日目に及んでもまったく分解の色が見えなかった。皮膚にこのような特徴が見られないのみならず、体内組織にも何ら乾燥のきざしが見えない。死体がこのように長い間、完全な状態を保持した例は、この遺体安置所が始まって以来、類例のないことである。(中略)
われわれは、パラマハンサ・ヨガナンダの遺体の状態が、われわれの経験上まったく異例のものであることを、ここに証言する〔ハリー・ロン〕──

読者の書評
次はアメリカの新聞などに掲載された本書の書評です。

●W・Y・エヴァンスウェンツ(東洋研究家)
近代のヒンズーの聖者たちの非凡な生活や個人的能力についての詳細な目撃談は、時代を超えた重要性を持っている。

●ユナイテッド・プレス(アメリカの新聞)
ヨガナンダは、東洋のいわゆる密教の奥義を、明快に、しかもユーモラスに解き明かしている。珍しい霊的体験に満ちたこの物語は、何人も一読の価値がある。

●ニューズ・センテネル(アメリカの新聞)
これはまさに啓示の書である・・・・人類の物語であり、人類がおのれの由来を理解するうえの案内となるものである・・・・明るいユーモアと感動的な敬虔さをもって語られており、小説のように面白い。

●サンフランシスコ・クロニクル(アメリカの新聞)
ヨガナンダは、神秘なヨガに、面白く読みやすい形で、近代人の納得のいく説明を加えている。はじめはばかにして読み始めた人も、読み終わったあとは、神への祈りを禁じ得ないであろう。

●シカゴ・トリビューン(アメリカの新聞)
著者は、ヨガの奇跡を近代科学の言葉で説明している。彼はまことの科学者である。

●S・H・ターゲポスト(ドイツの新聞)
この書を通して、著者の前代未聞の偉大な人となりとその魅力的な生涯が、はっきりと力強く感じられる。この自叙伝は、人間に霊的な革命をもたらす力を持っている。

●R・F・パイパー(シラキューズ大学哲学名誉教授)
ひとたび読み始めると熱中せずにはいられない・・・・・・そして読み終わったとき、稀代の偉人と永遠の友になった幸福感を感じる・・・・これは、われわれの未知の大陸─霊的世界─の魅力的な探検談で、この案内人は、そのすばらしさと不思議さを面白く、明快に、巧みなユーモアを交えて、納得のいくように説明してくれている。

アマゾン読者書評
多数のアマゾンの読者書評でいっぱいですが、次のようなものばかりです

★全体を通してはとにかく愉快。機智に富んでる展開も快感だし、おおげさかもしれないが「1000の映画を見るにも勝る」と、そんな感じがした一冊でした。

★20世紀で書かれた最も偉大な本のひとつ

★また釈迦やキリストの域に達した覚者が書き残した、稀有な本でもあります。

★人生と宇宙の深遠な成り立ちを、ヨガナンダの聖人でありながらも、人間臭いお茶目な
言い回しで、楽しく驚きと知的スリルに溢れ、百科事典並みの文量も一気に読めて
しまいます、深遠でかなり難しい筈ですが、極めて読む事が楽しい本です。

★自己啓発本100冊分に匹敵する内容の濃さがあるため、この価格はむしろお手頃ではないでしょうか。

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