ホーム > mixiユーザー(id:5089039) > mixiユーザーの日記一覧 > アニータ・ムアジャーニアの講演録2

mixiユーザー(id:5089039)

2017年06月16日10:15

159 view

アニータ・ムアジャーニアの講演録2


それから、私の兄が自覚に入ってきました。これは香港の病院で起きたことですが、私の兄はインドに住んでいて、その朝は、私の家族の誰もまだ彼には私が昏睡状態に入ったことは連絡していなかったのです。でも私たちが皆繋がっているという、このワンネスの感覚の中で、兄へも繋がったことが私にはわかっていました。

兄は朝目が覚めて、何かが変だと感じました。後で兄が教えてくれたのだけど、その朝、何かがおかしいと感じて泣きながら目が覚めて、とにかく香港へ行かなければと思ったそうです。彼はオンラインでチケットの予約をすることもせず、直接空港へ向いました。そしてそのまま香港へと旅立ったわけですが、空港へと車を走らせているときに、夫が携帯電話で私が危篤状態であることを伝えようと彼に電話をしたのです。どういうわけか、もう兄はその時には何かがおかしいことを知っていて,香港まで真っ直ぐ飛んでくることが出来ました。


私は30時間ほど昏睡状態にありました。でも、あの領域では、時間が随分違うんです。30時間の昏睡状態であったわけですが、もっと長く居たような感覚があります。

私が見たこと、感じたこと、耳にしたこと、理解したことが、普通だったら、何年もまたは生涯かけて理解するようなことだったのです。時間が何か圧縮されたような、または時間が全部同時に進行しているような感覚です。私たちの時間の体験の仕方といえば、1点1点ずつ引き延ばされて、直線的な時間になっているでしょう。でもあの領域では、時間がすべて同時に見えるのです。とても分かりにくいことだと思うので、こんな風に説明したいと思うの。

あの領域では、クリスタルのようにクリアーなのです。完全に明瞭な空間で、時間をすべて一度に見て自覚することができるの。あれほど明瞭なビジョンを見ることはなかったわ。でもそうお話ししても、この領域ではとても分かりにくいと思うの。私たちは、1度に1点ずつの時間しか思い描くことしか出来ないからです。私の体験をシェアするときに、ある比喩を使うのがお気に入りなの。何が起きたかということを表現できる言葉が英語にはないからです。だから比喩を使って、私がいた気付きを視覚化していただこうと思っています。
では、想像してみて。

後ろの壁に、巨大で色彩豊かなタペストリーがあると想像してみてください。とても複雑だけど、とても美しい図柄が描かれているわ。それがここに掲げられていると思ってください。私のほうからみると向こうね。その絵はほんとうに巨大なの。ですから、絵から遠ざかるほど、より鮮明にその絵の全体が見えてきます。全体としての絵は、実に美しくて、とても込入っていて、色彩も豊かで、絵を全体で見ると何が描かれているかがわかるの。花や山や滝や野原や家やいろいろなものがあって、絵全体で意味をなしているの。

今度は絵に近づいてみます。タペストリーにどんどん近づいていきます。すると視野から外れた周辺はもう見えません。1セクションだけに焦点をあてて見るようになってきますね。自分が見ているセクションは、その部分だけクリアーに見えてきます。布目も見えてくるけど、もう全体は見えません。さらにもっと近づいていくと、そのタペストリーがとても細いシルクの糸で織られていることがわかります。この美しいタペストリーのために、糸がみんな一緒に織られているの。そしてもっとよく見てみると、この複雑で美しいタペストリーを作り上げているシルクの糸、その1本があなたの人生なのです。

あなたの人生!そのシルクの糸を辿ってみると、つまりそれは自分の人生を辿るということであり、そこでわかるのは、あなたの人生の辿った道、自分がいたところ、これから向うところ、—−これが私が見ていたことなのよ—― 私の人生の道ね、自分が通ってきたところ、これから先向うところ、そして他の糸と触れたところもあり、またその人は別の人に触れていき、まだ私が触れていない人や、まだ私に触れていない人もいる。そして、もう既に私と触れ合った人たちがわかるの。そうして1本の糸を見ていたわ。

私が肉体で生きているときは、私はあの1本の糸なの。そしてその糸の1点をその時その時で生きていた。その瞬間に私が体験したことはその1点だけなのです。でも、私がその糸ではないとき、つまり肉体の外側にいるときには、ずっと後ろに下がってみることが出来て、その絵の完全な姿が見えるというわけです。

そこで見ているのはなんでしょう?時間、人生、命すべてが同時に進行しているのがわかったわ。すべてが一度に同時に進行しているのを見ていたのです。タペストリーから離れれば離れるほど、自分の人生やそこで起きたことから分離していけばいくほど、そして絵から遠くなればなるほど、あの完成された絵がどれほど完璧かがわかるのです。完成された絵はパーフェクトなの。いつも完全にパーフェクト。複雑だけど完璧なのです。皆さんの糸がそこにあるのよ。そしてどの糸も大事で、目的を果たしているのです。

人はみな一人一人重要なのです。どの人もみな、役割を果たしているのですよ。そこから1本糸を抜いてしまったら、タペストリーが台無しになってしまうわ。その糸が長いとか短いとかは関係ありません。つまり自分の命の長さは関係ないわけです。あなたは複雑なタペストリーの一部なのです。そんな風に私は感じました。あのような明晰な領域にいて、すべてを自覚しているわけです。私に接触したすべてには目的があったこともわかりました。そこで理解したのです。なぜ自分がここにいるのか。


2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを投稿する