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2015年07月27日10:06

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中村天風「たとえ事業がうまなくいかない場合でも」


清水榮一「中村天風に学ぶ絶対積極の言葉」より。

たとえ事業がうまなくいかない場合でも、それは天が教えてくれていると考えなさい。



人間にはリズムがある、理性のリズムと感情のリズムと肉体のリズムがあって、それぞれ周期が異なる。

世の中の景気にも周期的な変動の波がある。長期的な波(コンドラチェフ循環)と中期的な波(ジェグラー循環)と短期的な波(キチン循環)があって、それぞれが異なる周期をもって同時進行している。

経済活動に景気変動の影響は免れない。しかも経済活動は、人間主体の活動だ。

同じ仕事をするにも、うまくいくときとうまくきいかないときがある。めぐりあわせというものだ。

いいときは、波に乗ってぐんぐんやればいい。プラスがプラスをよんでいくだろう。ただし、好事魔多し、油断大敵。初心忘るべからずである。

悪いときは、じたばたせぬことだ。無理強いするとマイナスがマイナスをよぶことになる。反省の機会でもあるし、周辺を整える機会でもある。また次のプラスに備えて十分に養生する尊い期間でもある。

しかし、景気が良くても、うまくいかぬときがある。逆に不景気でも成績を上げているところがある、こうなると事業がうまくいく、いかないは、景気や人のせいばかりとはいえない。それを運のせいにしても、何も始まらない。

結局、仕事をしているのは自分だ。思うままにいかないとき、苛立ったり弱気になったりする前に、
「天が教えてくれている。天が授けてくれた絶好の機会だ」
と思うがいい。「雨降って、地固まる」のたとえもある。

成功している経営者というのは、ある新聞の調査によれば、75パーセントの人が、若いときに、深い挫折を味わっていたという。

病気療養で1年以上も入院していたり、左遷されて窓際に座ったままだったり・・・。同僚仲間が、パリパリ仕事をして出世していく中で、ひとり取り残された孤独感。

しかし、経営者は言う。
「あの時、時間があったので色々と人生の本を読んだり、考えたりする時間がたくさんありました。もしあのようなことがなければ、今の私はありません」と。

そのとき不運だと思ったマイナスの阻害要因が、何年か経ってふり返ってみると、実は今日の自分を作ったプラスの促進要因であったことを思い知らされることがある。

何が幸いかわからない。大事なことは、どんなに意にそぐわない嫌なことがあっても、こと志と違う結果に遭遇しても、「天のメッセージ」だと思って絶対積極の心を失わぬことだ。



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