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2015年07月23日10:59

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中村天風「夢をもって輝いて生きる」



清水榮一「中村天風に学ぶ絶対積極の言葉」より。

私は出来る。
そうだと思っている人も、
そうでないと思っている人も、
夢をもって輝いて生きる方が、
ずっとすばらしいよ。



材木を横にして大工たちが鉋を掛けていた。通りがかった人が大工に問いかけた。「何をしているのですか」。

一人の大工は言った。「木を削ってるんだよ。見ればわかるだろう」。
もう一人の人は言った。「家を建てているんだよ」。
三人目の大工が言った。「俺かい。俺は今に日本一の塔を建てるんだ」。
将来、名工として名を残すのは誰だろうか。

ある有名人の息子が、大学へ行くのをやめて板前になりたと言い出した。
理解ある父親は、自分の顔見知りの一流料亭に息子の修行を頼んで弟子入りさせた。
10年経った。父親は楽しみにして息子に会いに行った。そこで父親が見たものは、皿洗いをしている息子の姿だった。

激怒した父親は、息子を連れて帰ってきた。
いま、息子は赤ちょうちんを下げた小さな町の居酒屋を営んでいる。このまま一生を過ごすつもりだ。

もう一人の若者は、世界的なシェフになろうと夢見た。そのためにはまず日本一のシェフになろうと志を立てた。何度も足繁く通って遂に一流レストランに弟子入りすることが出来た。

12年間皿洗いをした。客の残したもの、皿にこびりついたソースの名残りなど、皿洗いは、料理のノウハウを盗み取る情報の宝庫だ。

日本人の味覚は最高だ。真の日本一になれば、世界一になれる。
彼の胸は一杯にふくらんでいた。いつも輝いて一歩一歩とその歩みを着実に重ねている。彼はきっと日本一の名シェフになるだろう。

いまどこで何をしていようとも、人は夢をもつことが出来る。夢をもてば希望が湧く。

希望を強く抱けば志となる。
人間の一生は、生きている間のことだ。一日一日を時が刻む。その一日一日、一時間一時間、一分一分、一秒一秒 ――。わが心臓は鼓動を続けて止まない。

生きている間が人生だ。容赦なく時は過ぎていく。過ぎたものはもどらない。不可逆では、必ずエントロピーは増大する。形あるものは必ずこわれていくものだ。これが宇宙の真理とさえいわれた「エントロピーの法則」。人は老化し、寿命尽きればやがて土となる。

人生に二ページはない。このかけがえのない人生のために、これからの一秒一秒、一分一分、一時間一時間、一日一日を、あなたはどのように自分の生きざまを選びますか。

かつて稀世の人傑といわれた頭山満翁は、「一日一生で生きよ。そして一人で居ても寂しくない人となれ」と言った。

明治の初め、アメリカの化学者であり教育家であるW・S・クラーク博士が、来日して札幌農学校の教授となり、新生日本のための青年を教育し、内村鑑三や
新渡戸稲造らの学生に深い感化を与えた。

彼が日本を去る時に残した言葉が、「青年よ、大志を抱け」であった。
夢を大切にして、憧れを胸に抱いて生きたいものだ。



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