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2015年07月21日08:36

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ほめ言葉シャワーで子供たちが変わる

学級崩壊したクラスを次々と立て直し、全国の教育関係者から注目を集める北九州小倉中央小学校教諭の菊池省三氏。

「ほめ言葉」の力を生かして子供たち一人ひとりに自信を持たせ、教室を楽しい学びの場に変えてきた氏の記事です。

私が15年ほど前から教室の中で行っている「ほめ言葉のシャワー」という取り組みがある。

これは一人ひとりのよいところをクラス皆で見つけ合う活動で、その日の主役となる子が帰りの会で教壇に上がり、文字どおり全員で、ほめ言葉をシャワーのように浴びせていく。

ほめ言葉は、原則として「事実(一文)+気持ち(一文)」の構成で次々と自由に起立し、スピーチを行う。

全員が「ほめ言葉のシャワー」を言い終えたら、今度はシャワーを浴びた子が、それに対してお礼や感想を述べる。

元々の取り組みは、三学期に卒業式までの日めくりカレンダーをつくり、「○○ちゃんの頑張っているところを皆で言ってあげよう」というものだった。

しかしこれでは卒業前にしかできない。そこで学期ごとの終業式に合わせて年3回にしたところ、やはり反応がよく、現在では日常化して、毎日帰りの会で行うようにしている。

一日15分程度のものだが、毎日行うことで子供たち一人ひとりは自信を持ち、集団生活の場である学級には安心感が広がる。

積極型の人間が育ち、絆の強い人間関係が築かれていくのである。
この取り組みはいま全国へと広がりつつあるが、さらに多くの教育現場で行われてほしいと願っている。

言葉が育てば心が育つ、人が育つという捉え方をもっとしていくべきではないだろうか。



以上、致知出版社の「人間力メルマガ」(2013年4月23日)より


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