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2021年09月18日21:58

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LP之雑談帖(その14)―フルトヴェングラー バイロイトの第九(足音入り)LP限定盤

さて、この秋に全55枚組のスタジオ録音集成が出る、フルトヴェングラーの音盤。今回の録音集成に収められるものは、全てリマスタリングを施してとあったので、さてバイロイト盤はどうするのか、と思っていたら案の定LPフォーマットでも出す、との告知が。当然出してくるだろう、と踏んでいたのでその事自体には驚きはないのですが、ちょっと意外だったのは、これが足音入りだ、との事。

何故に意外か、と申しますとその昔、東芝EMIからオリジナル・ジャケット(日本における)でのCDが限定盤で発売された折に、このCDが足音入りだったのでありますね。その当時、足音入りのマスターは日本のコピーしか残されておらず、原盤の足音入りマスターは現存せず、との事であったのでした。
元来がおっちょこちょいのわたくしは、その文言とあの白地に黒ゴシック文字の有名なジャケット盤が欲しくて、つい手を出してしまったのでありますが、それから幾星霜(大袈裟)。原盤の音入りマスターが現存しない、というのはガセネタだった様で。

今更「金カエセー、ハカヤロー」とは思いませんが(LPフォーマット自体には、関心が薄いので)、こうした未確認情報の流布には困ったものであります。今回の55枚組は、果たして足音入りで発売されるのか否か。わざわざ足音入りとそうでないものと、同じマスタを2種類拵える事はなかろうと思いますが、どうですかね。(張り付けた写真は、今回のLPのジャケットと、昔懐かし日本のオリジナル・ジャケット)。
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