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2020年06月01日23:50

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点鬼簿之雑談帖(その164)―ジョージ秋山氏の訃報

漫画家のジョージ秋山氏の訃報が伝えられました。享年77。長年ビッグコミックで『浮浪雲』を連載していたのは、記憶に新しい所。色々な意味で、世間の耳目を集める作品を描かれていましたねえ。

<引用開始>

「浮浪雲」「銭ゲバ」漫画家ジョージ秋山さん死去

「銭ゲバ」「アシュラ」「浮浪はぐれ雲ぐも」などで知られる漫画家のジョージ秋山(じょーじ・あきやま、本名・秋山勇二=あきやま・ゆうじ)さんが5月12日に死去していたことがわかった。77歳だった。死因は公表していない。告別式は近親者で済ませた。東京都生まれ。栃木県足利市育ち。漫画家の森田拳次さんのアシスタントを経て、1966年「ガイコツくん」でデビュー。ほのぼのギャグ漫画「パットマンX」を経て、70年から週刊少年サンデーで「銭ゲバ」、週刊少年マガジンで「アシュラ」と、悪をテーマにした問題作を発表した。過激な描写が議論を呼び、高度成長期の世相に衝撃を与えた。

73年からは青年漫画誌「ビッグコミックオリジナル」で自然体で生きる幕末の男を描く「浮浪雲」を始め、同作は2017年まで44年続く長期連載となった。「パットマンX」で講談社児童まんが賞、「浮浪雲」で小学館漫画賞を受賞した。

<引用終了>

出典Web:https://www.yomiuri.co.jp/culture/20200601-OYT1T50117/

わたくしは、この人の初期の作品が好きでありました。記事にもあります『パットマンX』や、『ほらふきドンドン』、『コンピューたん』は好きな漫画でしたね。傾向は異なりますが、『デロリンマン』や『ザ・ムーン』も、掲載誌の発売を楽しみにしていたものです。

記事にもあります『アシュラ』や『銭ゲバ』辺りからは、わたくしの好きだったのびやかなギャグが影を潜めて仕舞って、ちょっと残念に思ったものでした。嘗て大いに楽しませてくれた漫画の作者の訃報に接し、毎度の事ではありますが寂寥感を感じずにはいられません。謹んで故人の御冥福を御祈り申し上げたいと思います。

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