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2019年11月20日23:25

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歴史之雑談帖(その243)―弥生時代の水田跡、奈良で発見

弥生時代の農耕の遺跡、と申しますとわたくしなぞは第一に、登呂遺跡の名前が脳裏に浮かぶのでありますが、この程弥生時代のものとしては最大規模の水田址が発掘されたそうです。ううむ、凄い。

<引用開始>

弥生時代最大の水田跡、奈良で出土 「10万平方メートル以上にも」 

奈良県御所(ごせ)市の中西・秋津遺跡で弥生時代前期(約2400年前)の水田跡約3500平方メートルが見つかり、橿原考古学研究所が20日発表した。これまでの調査と合わせ、確認された水田跡の面積は約4万3000平方メートルに達し、弥生前期としては国内最大。橿考研の担当者は「地形を考えると、総面積は10万平方メートル以上になる可能性がある」としている。

 京奈和(けいなわ)自動車道の関連施設建設に伴い約6000平方メートルを対象に調査。畦(あぜ=幅約30センチ、高さ約2〜3センチ)によって計410枚の小区画(最大縦5・6メートル、横3・3メートル)に分けられた水田が見つかった。緩やかな傾斜のある地形を生かし、傾斜上部から水を流せば、水田の隅々まで水が行き渡るような構造だった。

子供から大人までの無数の足跡も出土しており、作付け前の春か収穫前後の秋に大量の土砂が押し寄せ、埋まったとみられる。橿考研の岡田憲一・指導研究員は「稲作が伝来して間もない頃に灌漑(かんがい)施設を備えた広大な水田がつくられていたことが分かった」としている。現地説明会は23日午前10時〜午後3時。

<引用終了>

出典Web:https://www.sankei.com/west/news/191120/wst1911200031-n1.html

出典ウェブには動画もアップされていますが、見るとどうも道の駅を拵える為の事前調査で見つかった様で。車の運転免許すら持たない、時代遅れの因業ぢぢいとしましては、道の駅なんかどうでも良いので(暴言)、遺跡を保存してもらえないものか、と思って仕舞いますねえ。
全面的な保存、が難しいならせめて一区画くらいでも、強化ガラスか強化アクリル板で覆って、道の駅の訪問者にも見学可能な状態にしてほしい、と思うのですが、まあ難しいでしょうね。ちょっと勿体ない様な気がします。

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