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2019年08月25日23:15

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健康之雑談帖(その67)―認知症のリスク

わたくしも還暦を過ぎまして。身体のあちこちに色々情けない兆候がでないか、戦々恐々の日々。まあ四六時中気にしていると、それこそノイローゼになって仕舞うので、余り気にはしない事にして居りますが、近い身内に認知症の症状が出た者がいたりするので、矢張り気になる所。

先日は目玉に視野狭窄―網膜剥離や緑内障の兆候がないか、の検査―の兆しがないか、検査を受けてとりあえずは無罪放免に。只、また目薬を差して瞳孔を広げての眼底検査を秋口に受ける様に言われて、やれやれとため息が。
そんな中、日本人は欧米人と違い、細身の人の方が認知症になりやすい、とのデータが。

<引用開始>

認知症リスク、細身の人高く  千葉大など 日本人女性は標準の1.7倍、欧米と逆


日本人の痩せている人は、認知症になるリスクが標準体形の人に比べ最大72%高いとの研究結果を千葉大などの研究グループがまとめた。欧米では肥満の人が認知症になりやすいとの研究結果が発表されており、日本人は逆の結果になった。日本人は認知症リスクを高める糖尿病を痩せていても発症する体質であることが背景にあるとみられる。

この研究は約40の大学や研究機関が参加する一般社団法人「日本老年学的評価研究機構」(東京・台東)が実施した。高齢者3696人を対象に2010年から約6年間追跡調査し、うち338人が認知症になった。体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割った体格指数(BMI)が、「18.5未満」の高齢者を痩せ形、「18.5〜24.9」を標準体形、「25〜29.9」を肥満、「30以上」を高度肥満と分類し、発症率との関連を調べた。

標準体形の認知症の発症リスクを1とすると、女性の痩せ形は1.72、肥満は0.82、高度肥満は0.61となり、太っている人ほど発症リスクが低かった。男性の場合は痩せ形が1.04。女性ほど差は大きくないものの、標準体形より発症リスクは高かった。肥満は0.73、高度肥満は0.91だった。
一般に、認知症のリスクを上げる要因となる糖尿病は、肥満の人がかかりやすい。痩せている人の方が認知症の発症リスクが高いという今回の調査結果について、担当した山梨大大学院の横道洋司准教授は「東アジア人の体質が関係している」と指摘する。

東アジア人は欧米人と比べると血糖値を下げるインスリンの分泌量が少ない。肉食文化の欧米人に比べ、歴史的にインスリンを必要とする肉や脂肪を食べてこなかったことなどが原因とみられる。このため東アジア人は痩せ形でも欧米人に比べ糖尿病になりやすい。一方、筋肉が落ちることで認知症の発症リスクが高まる可能性もあるという。横道准教授は「体重を落として筋肉まで減ると、脳を刺激するホルモンが減少するなどの悪影響がある」と話す。

日本人の場合、痩せることで糖尿病にかかりにくくなる効果が欧米人より小さく、筋肉の減少で認知症の発症リスクが上がる影響の方が大きくなってしまう可能性があるという。痩せ形の人の発症リスクの上昇幅に男女差があることについて、横道准教授は「女性が認知症になると、料理が苦手な男性が介護するケースが多く、筋肉がさらに落ちることにつながるのではないか」とみている。

<引用終了>

出典Web:https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20190824&ng=DGKKZO48942340T20C19A8CR8000

わたくしも先日、掛かり付けの御医者から血液中のカリウム値とクレアチニン値が高いので、日赤の専門医に罹りなさいとの宣告が。幸いにして、掛かり付けの御医者での治療方針でまあ当分は、という事になって一安心ではありますが、薬の量がまた増えて些か憂鬱。
矢張り体重を落とす必要がありそうなので、大飯をかっ喰らわずにせいぜい会社の帰りに少し運動と称して遠回りをして、距離を歩こうと思いますが先達て少し歩いたら、たちまち足の指に肉刺ができて仕舞って、暫く運動量の増加を見送らざるを得ない状況に。歳をとると、色々厄介でありますねえ。

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