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2019年08月18日22:44

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新譜之雑談帖(その591)―マックス・フォン・シリングスの室内楽曲

さて先日、ナチスマンセーの思想が祟り―とはいうものの、実際にナチスが政権を取った1933年には没しているので、御用作曲家・音楽家として活動した期間が、それ程あるとは思えないのですが、その辺りは事情を知らない、極東の音盤道楽ぢぢいの貧弱なる知識では何も言えないので―今は忘れられた作曲家の扱いになっているマックス・フォン・シリングス。

先達て管弦楽作品のCDが再発される、との告知を紹介いたしましたが、今度は室内楽曲―弦楽四重奏曲と弦楽五重奏曲―を収めたCDが発売される、との告知が。
尤もこちらも再発だそう、でありまして諸事情によりバンバン新録が、という状況にはないのでしょうが、まあ入手の機会が提供されたという事は、喜ばしい事かと。

只、わたくしは室内楽曲を聴く、という習慣が希薄でありまして、前回も記しました様に指揮者としてのマックス・フォン・シリングスの録音が聴いてみたいのでありますね。前回怠っていた、二つの音盤屋のウェブ・サイトで検索を掛けてみると、ワーグナーの歌劇・楽劇の抜粋録音が残されていて、かなり前にプライザーというレーベルから復刻がされている様で。おお、なんてこったい。

まあ反ユダヤ主義者なら、ワーグナーの録音が残されているのは、ある意味当然なのでしょうが、他の楽曲の録音はないのでしょうか。嘗て存在した事があるなら、ベートーヴェンやブラームスの録音を聴いてみたい(断片的なのもでも)と思うのですが、残っていないのでしょうか。

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