小林大雅無念

東京六大学野球秋季リーグ第７週２日目第１試合法政ー東大２回戦
昨日完投しながら惜敗した東大のエース小林大雅が大学初勝利を目指して
連投のマウンドへ。

６回表まで法政打線を１点に抑えて３−１とリード。
６回裏には自らのバットで追加点をあげ４−１。
残り３イニングで念願の初勝利というところだったが、
７回に入るとボール球が増えて二つの四球で１・２塁。
２アウトから法政がダブルスチールを敢行し、その後２点タイムリーで１点差。

８回表先頭打者のキャプテン福田に同点本塁打を打たれ、続く伊藤にも３塁打。
ここまでと思いきや、後続を抑え同点のまま。

法政は８回裏から２年生エース三浦をマウンドへ。
開幕６連勝中は全ての試合で抑えとして登板し、一人のランナーも許さなかった
三浦から東大の４番「洋服の青山」御曹司がこの日３安打目を放つも得点できず。

９回表先頭打者にヒットを許すと続く打者がタイムリー３塁打。
５−４と逆転され更に１点追加。

小林は９回裏も先頭打者としてそのまま打席に入ったが出塁できず、
続く打者も打ち取られ大学初勝利は夢と散った。

１６７ｃｍの小柄な身体で強豪法政を相手に２日連続完投し計２２０球を投げ、
打者としても３割の打率をマークした東大の左腕に惜しみない拍手を贈りたい。