橋の下

昨日は父の三回忌で小規模ながら親戚が集まった。

もう伯父伯母はほとんどなく、いとこ世代が中心。
その中で話題になったのが「橋の下で拾われた説」

ウチは比較的近くに県内最大の○○川が流れていて近隣の市町村にはいくつか橋がかかっている。

従姉妹Eちゃんは子供の頃、その奔放な性格から「お前は○○橋の下に捨てられているのを拾ってきたんだ」と言われていた。
同い年の私はそれは知っていたが、昨日は１０才くらい年上の従兄S君が「なにかあるとオヤジにおまえは□□橋のたもとで拾ったんだ、と言われていたなあ」と言う。
ほかにも「あ、わたしも」なんて声が上がって、
「ウチの一族はみんな○○川で拾われてきたんだね」と大笑い。

我が家では言われなかったが、怪しい。
親は内心、『こんな不出来な子は私の子じゃない、橋の下で拾ってきた子だと思いたい！』って思ったこともあるはず。

いや、ウチだけじゃなくて○○川流域の家庭では少なからずあったのでは！？
と思うとなんか、可笑しい。