歩き続けるという言葉。前を向いて歩いても後ろを歩いても一歩は一歩。だのに、前ばかりが賞賛されるというか推奨される空気が昔から苦手である。三歩進んで二歩下がらないでいい。航空写真で行ったことのない場所の地図が見られるようになった現在でも、自分
2日連続で酒。世の中は平等ではないけれど、死は平等ですって言いますね。でも、それを迎えるまでの環境はこれまた平等でないわけで、本当の平等ってなんでしょうね。才能が欲しいと昔は思ったものですが、才能があるのに認められない人もいるわけで、だった
なぜだかわからないが、やたらと仕事が忙しい。真面目にやっているのだが、忙しい。体質改善のための運動もせねばならぬし、返却日の迫った本も読まねばならんのだが・・・・。若いころと違って、最近はすぐに眠くなる。起床時間が早くなったのも関係している
手製の餃子を食べながら、ビールを飲む。この一杯のために生きているなんて、思えるほどではないが、気温の高い夜に飲むビール。子供の頃は、泡だけ貰って飲んで、それでも苦いなんて思ったものだ。その苦味が旨さと思えるには、人生の苦さを知らなければなら
真実がだるい感じであるのならば、それはそれとしてだるさに寄り添う。カレーライスの付け合せが酸味が強すぎるからといって、わざわざ避けて食べるほどではない。完全な一瞬のために、数多の無駄を積み重ね、その中で磨かれるものを用意するように、あるいは
言いたいことがないから、文章を書かないわけではない。言いたいことがあるからこそ、寡黙になる。きっと、今は熟成期間だ。腐敗寸前の甘い香りに包まれた言葉を研ぎすませたい。言葉は刃物。誰かを解き放つこともできれば傷つけることできる。できれば前者で