昨日はライブ。
年甲斐もなく身体を揺らし、首を振る。
音が鳴らされている狭い空間の中、揺れるギターとドラムとベース。そこに言葉があって、叫びがあって、世界がある。
嘘みたいな瞬間。鬱屈なんて霧散してしまうような非日常。音の弾丸に心臓撃ち抜かれながら踊るアンデット。歓喜の歌。
晴れたる夜空にさまよう雲、歌えし小鳥も眠る頃、森に林に風は吹き抜け、奏でたる旋律はまさに歓喜の歌。
フェイクを入れて歌われる既発の曲たち。
フェイクだらけの世の中を、少しだけ曲げてくれるフェイクはマイナスにマイナスを掛けてプラスに転じる数式のようだと正直思う。
最高の昨晩を振り返る。
音楽は奇跡に満ち溢れた世界の中の大きな1つだ。
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