ノンアルコールビール

こに書くことは私の個人的な感想なので、味の感じ方は人によって変わると思われます。気になる方は鵜呑みにはせずご自分で飲んで確かめて下さい。

テレワークなどで家にいる時間が増えたせいでアルコール量が増えた人もいるかと思います。私は元々自宅での仕事なので、いくら飲んでも問題が無いのが問題です。
そう言った事情もありノンアルコールビールが美味しければ、たまにはノンアルコールを飲むのもアリかと思い試しに飲んでみました。
1種類だと判断がつきにくいので7種類飲んでいます。各メーカー2種類ずつでサッポロのみ1種類です。私の家の近くのスーパーを数店舗回りましたがサッポロはこれ1種類しか扱っていませんでした。

ノンアルコールビールを飲むのは10年ぶりくらいです。その当時は不味くメーカーで差も結構あったので、不味い順に並べることも可能でした。
10年ぶりに飲んでみると、基本的に変わっていませんでした。メーカーごとの差は少なくなってだいぶ美味しくはなりましたが、ビールの代わりにするかと聞かれればNOです。

なにがダメなのかと言えば苦味です。ビールの苦味を出そうとしているのでしょうけど、缶詰の蓋をなめたような鉄のような味が私は気になるのです。
しかもこれが缶を開封した時の香り、口に含んだ時の香り、後味と全てについて回ります。
これが受け入れられる人は大丈夫かと思いますが、私はこれが気になるのです。

商品によって多少は差はあります。開封した時にはこの香りを感じにくい物や、口に含んだ時に感じにくかったり、後味で感じにくい物もあるのですが、どこかしらでこの独特の味がしました。

ビールを何本か飲む時に最後にノンアルコールビールにすれば酔っているし、違いも分からないかもと試してみましたが、ビールや発泡酒を飲んだ後に飲むとなおさらこの苦味の差が際立ってしまいました。

最大の違いは1本飲んだ後で、もっと飲みたくなるかどうかです。ビールは飲みたくなりますがノンアルコールビールは飲みたくなりませんでした。

10年経っても独特の苦味が解消されていないと言うことは、ノンアルコールだとこの苦味を消すのは難しいのかもしれません。
そのせいか今売られているノンアルコールビールはその味を消すことを諦めたのか別の売り方をしています。

カロリーや糖質がゼロなだけではなく、内臓脂肪を減らしたり尿酸値を下げるなどの効果を売りにしているようです。中には特保と呼ばれる特定保健用食品に認定された商品もあります。
正直どのくらい効果があるのかは分かりませんが、ビールを飲む罪悪感からはかなり解放されるのかもしれません。ただし商品によってはゼロカロリーや糖質ゼロではない商品もあるので注意が必要です。

やはりビールの代わりにはならない感じです。これだったら素直に飲まない休肝日を設けようってなりますね。やせる効果が確実だったらダイエット飲料と飲みますけど。

もう1つ試しに微アルコール（アルコール度数0.5%）の商品も飲んでみました。（写真で1番右側）
こちらでもノンアルコールビール同様な独特の苦味があります。ですが苦味は相当抑えられていました。これくらいだったらありです。アルコールに弱い人には良いのかもしれませんが、無理して飲むものではないと思います。
ですがアルコールが含まれていては本末転倒です。あと値段が高いのもネックでした。値段的にはビールと変わらないので、この値段だったら普通にビール飲むよってなってしまいます。

ノンアルコールビールの中でも比較的にいいかなと思える商品はゼロカロリーではない商品でした。やはりアルコールとカロリーは美味しいのです。

こうなると単純に休肝日を作れと言う何の面白みもない結果に終わってしまいました。
これはあくまで私の個人的な感想なので、ノンアルコールビールでも大丈夫という人もいるかと思います。
1本100円程度ですので気になった方はご自分で確かめてみて下さい。