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2021年03月25日11:27

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ブリヂストンイノベーションギャラリー見学

実は緊急事態宣言中にも関わらずこっそり行っていました。
公共交通機関は使用せず、感染症対策と取ったうえでの見学です。

先日ブリヂストンイノベーションギャラリーへ見学へ行って来ました。
大人の社会科見学です。
https://www.bridgestone.co.jp/corporate/innovation_gallery/

イノベーションギャラリーと名乗っていますが要は企業博物館です。
企業博物館は大抵の場合は会社の敷地内にあり、その会社の歴史や功績を展示してある施設です。
企業博物館には珍しくガイドツアーがありましたのでガイドツアーに申し込みました。

場所は東京都小平にありますが、小平は工場ではなく実験、開発を行う場所のようです。以前は工場施設もあったそうですが移転したそうです。ただ現在でも航空機の車輪のみはここで生産しているそうです。

見学当日、見学者は私だけで、たまにある貸し切り状態です。まあこう言ったご時世ですから。

現地に着くと入口には巨大なタイヤが置かれています。タイヤとしては世界最大級の鉱山車両に使うタイヤです。直径約4m、幅約1.5m、重量約5tと桁外れな大きさです。

室内に入ると窓側一面にドット絵で色々な車両か描かれています。見学日は天気が良く日差しがあったのでドット絵がきれいに映えました。ちなみに絵は全て原寸大で描かれているそうです。

1Fはギャラリーになっていて、今年のブリヂストンのカレンダーに使用されたイラストの原画が展示されていました。
どうやらイラストレーターにはお題が提示されて、それに沿ったイラストのようです。ジブリの米林宏昌氏や竹宮恵子、植田まさし、次原隆二などかなりなじみのある人たちによって描かれていました。

見学が始まると、とにかくタイヤタイヤタイヤでした。内容の8割はタイヤです。途中何度か映像も見ましたが会社の歴史などを説明する物ではなく、ナレーションが一切ないイメージ映像と言う感じでした。ですが映像は工夫されていて、円筒形の部屋の壁に投影したり、長方形の縦長の部屋に投影したりとかなり凝っていて迫力満点でした。

ひたすらに黒く丸い物が並ぶ中で白いタイヤがあります。これはフォークリフト用のタイヤで食品会社など床を黒く汚したくない企業などで使われているそうです。しかもこのタイヤは中まで全てゴムが詰まっているので非常に重いとの事でした。

驚いたのはタイヤの製造工程です。タイヤって1つのゴムで成り立っていると思っていたのですが、実はいくつものパーツに分かれていて、それを最後に組み合わせてタイヤになるのだそうです。しかも最後の組み立ての工程は人力です。非常に繊細な技術が必要なので、なかなか機械化が出来ないのだそうです。最近になって一部機械化されたそうですが全体の9割以上はまだ手作業で組み立てている事に驚きです。
ブリヂストンと言えば世界的な企業で世界各地に工場があるのにもかかわらず、全世界で手作業なのはかなり驚きでした。

さすがにタイヤだけでは間が持たないのか、レース車両も展示されていました。1つはF1マシンです。開発に使用したテスト車両で鈴木亜久里が運転したそうです。
もう1つはインディ500の車両でこちらはレプリカでした。壁にマシンが立てかけてある展示方法には驚きです。
佐藤琢磨がインディ500で優勝した時の「タイヤ」は実物が展示されていました。なんとタイヤに佐藤琢磨のサインがあります。(笑)

タイヤ以外で面白かったのは免震ゴムです。(写真3)このビルに実際に使用されている免震ゴムを地下から見る事が出来ました。
免震ゴムがある建物の場合、地震が起きても揺れを相当軽減する事ができるのだそうです。模型で耐震構造と免震構造の揺れの違いを比べて見る事が出来ましたが全然違いました。
有名な所では東京駅にも免震ゴムは使われているのだそうです。なので地震の時は東京駅内にいた方が安全なのかもしれません。
免震ゴムは大きなビルにのみ使われているイメージでしたが、最近では一軒建てでも使う事が可能なのだそうです。価格にもよりますが被害がかなり軽減できそうなので、なるべく早く広まって欲しいものです。

見学の数日前には福島県沖でマグニチュード7.1の大きな地震がありましたが、このビルでは被害は何もなかったそうです。

最後に現在開発中のタイヤを見ました。開発中とは言え実用化はかなり先になりそうな物がほとんどでした。その中で一番早く実現しそうなのが月面探査機に使用するタイヤでした。ただ現時点ではプロトタイプなので、仕様変更によって大きさなどは変わる可能性もあるとの事です。

ガイドツアーは1時間ほどでした。タイヤばかりで1時間も持つのかと思いましたが、ちゃんと持ちました。しかもかなり駆け足で回って1時間と言う印象です。案内のお姉さんはかなり早口で話していた感じでした。ガイドツアーが終わった後に写真を撮るためにもう1度回りましたので。
企業博物館なので小さいのかと思いきやかなり大きな施設でした。タイヤばかりでしたが予想以上に面白かったです。写真が撮り放題と言うのもありがたかったです。
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