クチカクシゾウムシの夜間徘徊

　昨晩のカシ古木神社への夜回りネタの続き。

　境内の片隅にある外灯（↓画像は過去のもの）。

　その外灯の足元を観察すると、壁を登るゾウムシが見つかることがある。先日はここでは初めてウエノヒョウタンクチカクシゾウムシを見つけた。その他にも、ヒサゴクチカクシ、チビヒョウタン、ツヤツチを見つけたことがある。

　昨晩も、クチカクシゾウムシ系の小さなゾウムシが壁を登っていた。

　小さい個体。どうせヒサゴクチカクシゾウムシの♂だろうと思ったが、念のため採集。

　帰宅すると、ワタナベヒサゴクチカクシゾウムシに化けていた。

　ワタナベヒサゴクチカクシゾウムシは、私のフィールドでは特に珍しいというほどではないが、私自身はこれまで石めくりでしか採ったことがなく、夜間の徘徊に出会ったのは初めて。

　これで、ヒサゴ、アラムネヒサゴ、ワタナベヒサゴ、ウエノヒョウタンと、近場で見られるクチカクシゾウムシはいずれも夜間徘徊をするということが分かった。