昨日の午前中に短時間だけ、東工大構内の広場へシロツメクサをスイープしに行った。
すると、野外フィットネスをしているグループが・・・。
このわきを、黙々と捕虫網を振ってスイープして回った。何と思われただろう。
狙いのマメチビケシキスイは、たった2頭。
初のゲニ抜き。上辺の4つの突起が特徴的であるという。
他には、ツメクサタネコバンゾウムシが夥しい数。
そして、驚いたことに、ミズギワコメツキの仲間が数多く見られた。昨年5月1日に同じ場所で同じ採集をしたが、ミズギワコメツキが居た覚えはない。そもそも、近くに川も池もない場所で、多数生息しているとは。
12頭採って、ゲニを抜いてみると、10頭が♂だった。
さて、カントウツヤか、クロツヤか。JUNさんからいただいた画像と比較すると、ゲニはクロツヤの方に似ている(中央片が太め)。
一方、♂の触角はいずれも短く(例えば↑の画像)、カントウツヤの特徴。ただし、前胸背の最大幅は総じて中央よりやや後方で、これはクロツヤの特徴。
交尾器の形状については、詳しい資料(1991年の越佐昆虫同会会誌)で調べる必要がある。
ログインしてコメントを確認・投稿する