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2021年09月24日21:05

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訂正:ハムシダマシ

 21日付の日記で、柿の落果で見つけたキバネハムシダマシ♀を、オオメキバネハムシダマシと同定した↓(画像再掲)。
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 昨日(23日)の晩、同じ場所の柿の落果に、またキバネハムシダマシが来ていた。
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 9月下旬の夜に地面で見つかるキバネハムシダマシは、自分の経験則では、まずエチゴキバネの方で間違えない。

 翻って、21日に見つけたキバネハムシダマシは、昼に見つけたものだが、やはり地面上であった。触角末端節が直前3節と同長というだけで、オオメと判断していいものか。楽苦さんによる「微妙な長さですね」というコメントを受けて、あらためて精査が必要と思い至った。

 そこで、再精査。

 まず、職場キャンパスで、樹上から採った正真正銘のオオメキバネハムシダマシ♀↓。
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 次いで、21日の昼に柿の落果から採った個体↓。
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 23日の夜に柿の落果から採った個体↓。
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 オオメと次の2つの個体とでは、複眼の大きさの違いが明らかである(次の2つの個体の複眼は、オオメより明らかに小さい)。

 結論として、21日に採った個体は、エチゴキバネハムシダマシ♀に訂正。23日に採った個体も、もちろんエチゴ♀。

 大大図鑑では、エチゴは「♀の触角末端節は続く3節の和より明らかに短く」とされているが、必ずしも「明らか」ではない(触角末端節は続く3節の和にほぼ同長の)個体がいる、というのが今のところの観察結果である(この点は、前々から自分の中で曖昧なままであったが、ようやく確信が持てた)。したがって、♀個体の同定は、触角末端節の相対的な長さだけでは足りず、複眼の大きさをチェックするのが必須である。
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