女3人を連れて伊吹山へ行った。
例によって、「女3人」とは、母とその友人2名である。
伊吹山ドライブウェイは、序盤は快調だったが、途中からオニ渋滞。マニュアル車で急勾配の坂道発進を何十回も繰り返す羽目になり、左足が死にそうになる。ジャダーが少し出て、クラッチが焼けるんじゃないかと思ったり。
途中、オーバーヒートだかガス欠だかで止まってしまったクルマが3台ばかりいたな。
諦めて引き返すという選択肢もなくはないが、ビンボ人には3千円以上の通行料金を無駄にする度胸はない。
同乗者の一人は私を気遣い、引き返してもいいと言っていた。が、いいかげん時間が経ってからカーナビで確認すると終点駐車場まであと1kmほどとわかり、「ここまで来たんやったら行こ!」と豹変(笑)。
要は、満杯の駐車場から帰るクルマが出た分だけ進む、という状況だった。
どうにかたどり着いて駐車し、一息つく。母は、渋滞のおかげで途中の景色をゆっくり見られた、などと言っている。うーむ。
山頂へは、もちろん徒歩でないと行けない。母には全然ムリである。他の2人はどうか?
「あと100mとちゃうん?」
「100mくらいやったら行こか」
ボク「高低差が100mなんだけど」
「あ〜、やめやめ」
超高層ビルの最上階まで階段を登るようなもの、と考えたら、そりゃ高齢者は行く気にはならんわな...
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