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2020年08月10日09:34

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雑感

トヨタの決意とその結果
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=40&from=diary&id=6189166

えーと。

>決死隊を1名選抜して買い物に行くような日々を国民全体が送っていた

いや、わたいの日常は「コロナ以前」と全く変わらなかったんだが。マスクも全然使わなかったし。(最近、ドライブ遊びを復活させ、道の駅の売店などに入る時は着用している)


と、いうことはさておき。


トヨタが欧米の企業と根本的に違うのは、社会への貢献と、社員全員の生活を意識していることだと思うゾ。多分。製造業の大企業で最強レベルの財務体質を持っている理由のひとつが、これじゃないかな。株主への配当優先だと、長期的戦略でコケる。クライスラーの顛末がその典型だな。

その反面、よく言えばカスタマーオリエンテッドなんだが、一般的な顧客が満足すれば良し→顧客が気づかないところは手抜きでコストダウン、という、メカのわかるクルマ好きにはトホホなものを作っていた。記事中のスポット溶接云々のくだりがその代表例だわな。なにしろ、かつてトヨタのエンジニア自身が「ウチのFR車にはろくな(操縦性)のがない」と語ったそうな。

即ち、トヨタの理念は「いいクルマを作ろう」ではなく、世の人々が必要とする、欲しがるものを作り、企業活動で経済を活性化し、社会基盤の一部となることなんだろうと思う。それはそれで立派なことだ。...が、ゼロ・クラウンとかTNGAも、クルマというものへのこだわりより、(主に)欧州での商品力強化が主題に思えるんだな、わたいには。


クルマメーカーの場合、カスタマーオリエンテッドの対極にあるのがエンジニアリングオリエンテッド。日本だと、スバルがこの傾向が強い。技術者の意地で?見えないところにカネをかけ、利益率を下げてしまう。新型開発時のボディ剛性目標設定も、現行モデルやライバル車を基準にせず、純粋にエンジニア視点でナンボ必要か、とやっていたらしい。(今はどうか知らん)

また、ぱっと見のカッコよさより、車両感覚を掴みやすいボディ形状や、ヘッドライトとターンシグナルを離すなど、エンジニアが「こうあるべき」と考えたことをカタチにしている。、

まあ、トヨタと提携してからは、コストダウンなどトヨタに指南を受けているわけだが。内装の質感はまだまだトヨタには及ばんなあ。(実はスバルユーザー)


技術開発を捨てるわけにはいかん。けど、上っ面の一般受けがなければ営利企業としては死ぬ。カスタマーサティスファクションとエンジニア主導の要素のバランスが大事だ。(わたいの考えでは)シトロエンなんかは、独自性と設備投資が過剰になり、結局プジョーに吸収された。サーブもそのクチで、ブランドが消滅...どちらも、クルマ界の変態メーカーとして(違)異彩を放っていたんだが。


そんなわけで、日本の変態(違)自動車メーカー、スバルには、トヨタの子分になろうとも、なんとか変態性(違)を保ち続けて欲しいと思うのであった。(さすがに「前世紀の遺物」、超ショートストロークのエンジン、EJ20ターボは生産終了になってしまった。涙)











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