本家ルブランのルパンがどの辺の時代だったかというと、日本では明治時代にあたるわけで、アニメルパン第1作の「タイムマシンに気をつけろ」で、「開国後で江戸時代末期の農民に国際結婚の話が」というのはオフザケなようでいて実は年代設定的にはまともだったことになる。
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=175&from=diary&id=5589841
つまり「るろ剣」の弥彦よりちょい下くらいなわけで、明治ヒトケタな人の孫となると原作コミックの1960年代だったら良いのだけど、それから半世紀経過した時期の20〜30代となると普通に考えて4世か5世?
まぁ、ジョセフ・ジョースターの息子仗助なんてのもあるわけだからと、このくらいまで年齢が行ってから子供として、小栗ルパンが外見は若めだけど実年齢はちょっと上で……とか、実写版決定の話が流れてから考え込んだ覚えがある。
ナポレオン3世のように、○世というのが息子とは限らないので……でも、アニメ「ルパン三世」では怪盗ルパンの孫と言ってるし。
で、この三世問題については実際どうするのか? と思っていたら、「通称ルパン三世」で進行。
あ……「本人が勝手に名乗っている」もしくは「正体不明なので関係者や捜査官からも、そう呼ばれている」……だけのこと!?
役作りに力を入れ、原作表示が入っているとはいえ、アルセーヌ・ルパンの孫という設定のコミック、アニメの実写版であることを放棄してしまってる活劇映画なわけね。
ネームバリューから興業的には良かったのだろうけれど、建前上の映画化ルパンであって、原作者の訃報に絡めて特にとりあげなくても良いのではないかと思う。
※ただ、原作者がも好意的な感想を語っていたとか、訃報に対して出演者が敬意のコメントすることには何ら文句ないですよ。ただ、だからといって原作コミックの実写化映画として特に報じることもないだろうで。
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