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2020年07月16日14:25

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「ホワイト・クロウ 伝説のダンサー」『マイ・ブックショップ』「セラヴィ!」

ハワイの生活情報雑誌「Lighthouse Hawaii」掲載イラスト

「ホワイト・クロウ 伝説のダンサー」
旧ソ連の名ダンサーのルドルフ・ヌレエフの亡命までを描く伝記ドラマ。レイフ・ファインズ初監督・出演。若きヌレエフはフランス公演に来て西側文化や人々に触れ、自由な活動を望むが、監視しているKGBに呼び出される。亡命シーンの緊迫感は昔の映画では多かったけど久々で、これが東西冷戦だなと思わせた。亡命の手順は初めて見たかも。本人が移民警察に行かなければならす、KGBに囲まれた中ではもう絶体絶命。協力者の影の尽力で成し遂げるもさらに家族を盾に脅しをかけられる。若さと才能故の傲慢さ。天才だからこそ、助けてくれた女性に特にもう連絡もなく、本人も納得してる。ラストのオチの現実的。登場人物の描き方がリアルでイギリスらしい皮肉だねと。時々挿入される子供時代のヌレエフがものすごくかわいい。イギリス・ロシア・フランス合作。ロシアの協力は今はソ連ではないから可能なのね。初監督とは思えない意欲作でした。レンブラントの「放蕩息子の帰還」のためにエルミタージュ美術館で撮影できたのは快挙らしいね。ルーヴル美術館の方では大好きなジェリコーの「メデューズ号の筏」の絵が出てた。

『マイ・ブックショップ』
戦争未亡人の主人公は書店のない町に書店を開く。しかしその店舗は町の有力者婦人も狙っていた。主人公はバイトの少女や本好きの老紳士と交流するが、圧力がかかる。英国らしい雰囲気がいいをペネロピ・フィッツジェラルド原作

「セラヴィ!」
監督・脚本エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ。ベテラン老ウエディングプランナーは城での挙式を最後の仕事とするつもりが、スタッフの連携がちぐはぐでいざ始まるとトラブル続き。無事に挙式は成し遂げられるのか。仏らしい人間模様コメディ。仕事は大変でも達成感は代えがたい
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