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2020年07月04日10:23

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美食探偵と朝ドラ

「美食探偵」
女性感覚の探偵ものだね。マリアの標的は女性もしくは女性性の敵。浮気やDVやストーカーと女性を蹂躙した者ばかり。シェフも料理を罵倒された恨みという動機は女性的。女性誌掲載漫画だし。そんな悪人に天誅が下ると読者は溜飲が下がるのかも。女性は悪の基準が違う。絶対悪ではなく相対悪というか。自分を踏みにじる身近な敵が悪。世界で悲劇が起きているけれど今傘がないみたいな。悪女の定義も違って、あくまで自分から見て媚びる女や狡い女いじめる女が悪い女。一般でいう悪女はかっこいい女。なのでドラマオリジナルの第5話はずれてるね。アレルギーの人にはアレルゲンは毒といいたくてテーマにしたんだろうけど子供を毒殺犯にするのは微妙。あれは女の敵ではなかった。女性の敵じゃないから女性の共感はちょっと得られない感。どんな子供でも母は女性。子供の恨みは魔太郎の仕事。男女ともなら怨みや本舗の仕事。女性のルサンチマンは積み重なり膨れ上がり、吐露して示すだけでも目的は果たしてる。ならあとは逮捕で締めでもいいのにそうしないのは、たとえ恨みがあれど悪は悪という結論にしないためかな。
往々にして女性作家の作品は社会正義も男性向けとは違う。やらかしておいて口を拭って終わり罰は受けないとか。周りはひどい目にあうけど自分だけは痛い目にあわずハッピーエンドとか。座りの悪い終わりが結構ある。女性は主人公をえこひいきする作品が好きなんだそうで。
でも感覚的に合わないからこそ新鮮でもあるね。違う価値観にほっとするところがある。

2020年度後期の朝ドラ「おちょやん」
撮影再開だそうですね。八津弘幸さん脚本ですね。家政婦のミタゾノや半沢直樹シリーズ他TBSの池井戸潤ドラマの脚本。エンタメに振り切った作風なので、すかっと楽しく見られそう。上方女優の浪花千栄子さんがモデルだそうで。「エール」は停滞してて、歌シーンの多用や飲み屋でだべるシーン多くて助っ人脚本家が煮詰まってる感じ。史実の古関氏は戦中戦後も順風満帆だし、もう戦争ははしょってさっさと戦後でいいかと。初期の林脚本のシリアス路線ならともかく今のコメディ路線に戦争は合わない。戦争は考えなしに下手なことを書いてはいけないから扱いが難しい。1話から再放送してるけど林脚本との比較は編成の考えかな。でももう戻ってきてはくれないだろうね。なごやかコメディで早めに終わって次の朝ドラにバトンタッチした方が無難じゃないかな。

「Gorogoa」
娘が偶然見つけた不思議なパズルゲーム。イラストは絵本みたいに綺麗。主人公が時間や空間を巡り、旅の末に老人になったというストーリーがある感じだがセリフはない。4分割の画面でカメラをズームすることで別の絵を選択して移動したり、図形を合体させたり動かしたりして進める。ゲームの賞をとってるね

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