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2020年03月31日08:48

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日本茶

独居高齢者や、心身が弱ってきた虚弱な高齢者宅を訪問して、健康相談や介護保険の申請を援助する仕事を生業にしている。
高齢者にかかわって困るのは、日本茶を出されることと、防虫剤臭気が物凄いこと。

日本茶は、急須でいれていただいた温かいお茶も、ペットボトルのお茶も、農薬汚染が顕著で、口に含むと舌が痺れたりする。
防虫剤臭気の方は、濃度によって、速攻駄目って時もあれば、15分ぐらいなら、30分はいけるかと、自分なりに判断して、訴えを伺う。

思うに、残留農薬たっぷりの日本茶も、虫が死ぬのだから当然高齢者の体に悪さするであろう防虫剤も、化学物質なわけで、生活から排除できれば、訴えている症状は軽減するのではないかと、いつも思うが・・・・・。
説明しても、理解はされないので、最近はトーンダウンしている。

だって、我が家に遊びに見える友人知人だって、こんだけ訴えていても理解できない方の方が多いのだから、80代、90代の高齢者にわかってもらうのは至難の業よね。


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【食品と暮らしの安全 No. 355 2018.11 より転載】

人を凶暴にし、子宮ガンを作るネオニコチノイド系殺虫剤が、日本の茶葉から多量に、ペットボトルのお茶からはすべて検出され、市販のお茶に危険性があることが明確にわかりました。

調査したのは北海道大学などの研究チーム。文部科学省などから資金援助を受けて実験を行い、論文をインターネットの専門媒体に発表しました。
ネオニコ系殺虫剤は世界中で使用されていますが、子宮への発ガン性、胎児への影響、神経毒性などが指摘され、使用禁止や制限に踏み切る国や地域が増えています。
残留性が高くて使用回数を減らせるので「減農薬」として用いられ、多くの農産物に多量に使用されるようになった日本は、まだ規制の大幅緩和を進めています。
特に心配なのは、お茶。害虫が発生すれば、収穫7日前までなら、害虫ごとにネオニコを7種類まで使えるので、異常気象で害虫が多く発生したら、多く使われます。
安い茶を多量に輸入する一方で、高価な茶は輸出産業になっているので、茶葉や製品へのネオニコ残留量は詳しく調べられています。しかし、輸出を促進するためのデータなので、市販茶の残留実態はわかりませんでした。
研究チームが調査したのは、国産の原料を使っていると表記した市販の茶葉39検体、とペットボトル入りのお茶9検体。比較のため、スリランカ紅茶の茶葉30検体を現地で購入し、同じ手法で調べています。

■検査した農薬と代謝物
検査したネオニコ系殺虫剤は、使用量の多い7種類。アセタミプリド、ジノテフラン、ニテンピラム、チアクロプリドと、今年、EU(欧州連合)が屋外使用を全面禁止したクロチアニジン、イミダクロプリド、チアメトキサム。
これら7種類の代謝物である20種類の物質も検査していて、その理由を研究チームは、農薬そのものも有害だが、代謝物も同じくらい人体に有害と認められるため、と説明しています。

■すべての茶葉から検出
日本茶の茶葉からは、ネオニコ系の7種類がすべて検出されました。
茶葉で検出率と残留濃度が一番高かったのはジノテフランで、検出率は100%。最大濃度は1g当たリ3004ng(ng=ナノグラム、1ngは10億分の1g)。以下、検出率の高い順に、イミダクロプリド、チアクロプリド、チアメトキサム、クロチアニジン、アセタミプリド、ニテンピラムです。
ペットボトル入りのお茶は、クロチアニジン、ジノテフラン、チアクロプリド、チアメトキサムの4種類が100%の検出率。アセタミプリドとイミダクロプリドは共に78%。ニテンピラムは検出されませんでした。
最大濃度はやはりジノテフランが一番高く、1ml当たリ59ng。他は一桁台でした。
20種類の代謝物では、茶葉からアセタミプリド、クロチアニジン、ジノテフランなどの代謝物9種類が検出され、最大濃度はクロチアニジン代謝物で100ngでした。
ペットボトルからは6種類の代謝物が検出され、最大濃度は0.1〜1.7ng。
茶葉もペットボトルも、2種類以上のネオニコが検出された検体がありました。
研究チームは、これらの実測値から、日本人が日本茶から摂取するネオニコの推定最大一日摂取量(MDl)を算出。
摂取量が一番多いのはジノテフランで、大人は一日に体重1kg当たリ1.88μg(μg=マイクログラム、1μgは1gの100万分の1)、子どもは2.8μg。
安全な摂取量の上限を示す一日摂取許容量(ADl)に一番近かったのはチアクロプリドで、大人はA D lの4.75%、子どもは7.16%でした。
いずれも許容量の範囲内ですが、お茶を長年飲み続けた場合、「健康への影響が懸念される」と研究チームは結論づけています。

■スリランカのお茶は不検出
スリランカ紅茶の茶葉30銘柄はすべて、7種類の農薬と、20種類の代謝物は、いずれも検出されませんでした。
先月号で、山梨県の資料を基に、通常お茶には14回、農薬が散布されていると書きました。防除暦に複数のネオニコ系農薬が載っているので、すべての茶葉から検出されたわけです。
残留量が多いのは、残留基準がEUに比べて非常に高いからです。今回の調査で検出率が一番高かったジノテフランのお茶の残留基準値は、日本は25mg/kg。 アメリカは50mg/kgですが、台湾は10mg/kg、韓国は7mg/kg。カナダは0.1mg/kgで250分の1。EUは0.01mg/kgで2500分の1。茶の輸出に力を入れ始めた政府は、相手国の規制に合わせるため、一部農家に使用農薬を限定する指導を行っています。海外にはネオニコ農薬を極力減らしたお茶を売り、自国民には、危険なネオニコ農薬まみれのお茶を飲ませているのが日本政府です。だから、自衛策を考えましょう。
残留の多い順に、二番茶、一番茶、新茶となります。新茶を採る7日前までにネオニコを一度は使える基準になっているので、残念ながら新茶にも少し不安があります。「減農薬栽培」や「農薬を減らしたお茶」は、ネオニコ農薬を使って他の農薬を減らしているので、特にダメ。農薬をまったく使わないで栽培した茶葉と粉茶を買い、ペットボトルには、その粉茶を入れて持ち歩きましょう。
(猪瀬、小若)

< ネオニコチノイド農薬による汚染度 >
●茶葉  検出率(%) /  最大濃度(ng/g)
アセタミプリド    67       472
クロチアニジン    74       233
ジノテフラン     100       3004
イミダクロプリド   92       139
ニテンピラム      3       54
チアクロブリド    79       910
チアメトキサム    79       650

●ペットボトル 検出率(%) /  最大濃度(ng/ml)
アセタミプリド    78         2.01
クロチアニジン    100        2.08
ジノテフラン    100       59.00
イミダクロプリド   78          1.91
ニテンピラム    不検出       不検出
チアクロブリド   100        2.35
チアメトキサム    100        5.53


http://tabemono.info/report/report_21.html
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