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2020年05月31日17:24

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映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q」★

2020年5月30日(BS鑑賞)

これは終わりでなかったのか…。(四部作だと知らなった)
庵野監督の強烈な作家性のみが爆発した作品で、正直一本の作品としていびつだと感じました。

物語は、一応新劇場版エヴァ四部作の三作目にして、ニアサードインパクト以後の世界を描く。

正直ツマラナカッタ。しかも終わらなかったことに対してはハッキリ怒りを感じる位だった。
しかし、昔のテレビ版&劇場版では全く意味不明だった結末の一端が分かりやすく再解釈され納得できたのは良かった。(主にサードインパクトが起きるとどうなるか、ゼーレの目的である人類補完計画の説明)

この映画を作品として評価するだけなら、アニメ「不思議の海のナディア」のような空中戦艦が出てきたり、アニメとCGが融合した斬新な映像表現に魅了されたり、妙に兵器周りの細部がリアルで精巧だと思ったら樋口さんが参加していたりと、評価できる部分は沢山ありますが、最初に書いた通り散々引っ張って完結しなかったという意味で完全に失敗作だと断じて過剰ではないと考えます。

以前、庵野さんはシンゴジラのインタビューで自分がエヴァやると言えば億の単位でお金がすぐ集まるのに、ゴジラでは資金繰りに苦労したという主旨の発言をしていましたが、自由な状態だと自分を上手くコントロールできないのかなと感じました。

最後に、あと10年して本当の結末を観た後に観返すと評価が変わるかもしれないので、お勧めできる可能性は無くはないと考えます。


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