mixiユーザー(id:4941862)

2019年12月08日22:59

28 view

映画「銀河英雄伝説 Die Neue These 星乱〜第三章〜」☆

2019年12月7日(劇場鑑賞)

日本平スタジアムで行われる試合前にテンションを高めるために銀河英雄伝説屈指の名場面を劇場大画面で鑑賞した。

物語は、自由惑星同盟&銀河帝国の内乱終結の顛末を描く。

一応、最初にフォロー入れとくと、原作&最初のアニメ化が凄すぎたため、本作がどんなに良い出来でも良くやったとしか言いようが無いです。
なので、これから言うのは懐古主義的なモノであり、現代に銀河英雄伝説を再度アニメ化したことの意義や再解釈を応援する気持ちに変わりは無いです。

旧アニメ版との細部の違いは置いといても、アンスバッハがラインハルト暗殺に至る際の、居並ぶ将官の列との空間がとても狭いため、キルヒアイス以外止めに入れなかった理屈が全く伝わらないように見えました。
それと、アンスバッハがブラウンシュバイク公の指輪を外す話は、指輪が暗器なのに理屈をつける意味と、主君の無念を晴らす臣下としての意味の二つの理由から、入れて欲しかったです。

最後の墓のところの演出はとても良かった。
特に、キルヒアイスの墓を普通の墓地から海の見える丘の上の樹の下にしたのは、グリューネワルト夫人(緑の森)の下で安らかに眠るという風に見えるし、海=星空と置き換えれば、星海を征くラインハルトとアンネローゼの両方を見守れる場所とも言えるため、ここは原作や旧アニメ版より良いなと素直に感動しました。しかし、スカッと晴れた日にしたのは、この映画化にとっては良かったけど、もし旧アニメシリーズ第二部の映像化を考えているなら暗めにした方が良かったと感じました。

どちらにしても、旧アニメ世代にはご褒美のような体験でした。
お勧めです。

0 1

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年12月>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    

最近の日記

もっと見る