2019年10月15日(BS鑑賞)
かなり絶望的な状況で、ポジティブな思考を維持し続ける主人公の姿に、自分も鼓舞されるような気分になれるポップで気持ちの良い映画です。
物語は、火星で独りぼっちとなった主人公のサバイバル生活と火星からの生還までを描きます。
ジャガイモ栽培の件は、農学を志した身としてとても共感しました。
その他通信を回復させるまでの過程、ディスコミュージックの粋な使い方、奇想天外な救出作戦等楽しい映画でした。
中国からロケットあるけど使う?の件や、NASA内部における意見対立等、ご都合主義的な描写が無くはないけど、この映画全体に明るい雰囲気に包まれていることは疑う余地が無いです。
正直往復500日以上かかる壮大な話の割に短い気もするけど、この手のSF映画で120分越えの長尺映画だとリアリティラインを保つのが大変になると思うので、141分という上映時間はギリギリの線だったと考えます。
困難な仕事や過酷な境遇に置かれた人に贈る、とてもポジティブで良い話です。
お勧めです。
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