2019年8月23日（劇場鑑賞）
時代は91年夏ですが、80年代の香りのする青春映画で、童貞の思い描く最高の夏休み映画でもありました。
物語は、父親の死に動揺し引き籠る主人公の一夏の冒険を描く。
自分がしゃぶっている棒飴を口から取り出して一舐めして口に返すというプレーは、本来お金を払ってしてもらうクオリティでした。
それとカーセックスの経験は無いですが、セックス前に自分が童貞であることを告白するところは100点、そこから彼女の（遊んでいるように見えて）実は処女でした告白120点、主人公動揺して真偽を聞き返す0点でした。
この会話の流れ自体が童貞喪失の流れとして100点満点でしたけど、思い返すともっとスマートに出来ないのかと反省する次第です。
ただ、前述の棒飴の件と男子トイレに乗り込んできて強引にキスをするシーンを観ているので、本当に処女なのかと疑った主人公の気持ちも解らなくはない。
童貞と言えば、相棒に俺好きな娘がいるんだと相談したところ相棒の妹だったという悲しいオチには心から同情しました。そして、そのことを終盤まで言い出せなくて本人的にはうまく隠しているつもりが全然隠せていないところなんかも好きです。
大麻を売りまくって大儲けするまでは最高だったけど、コカインに手を出してそれが大麻を販売の胴元にバレて相棒は殺され、自分は彼女に別れも告げられず町から逃げるようにして去るというアメリカンニューシネマ感のある終わり方はとても良かったです。
その他、シボレー コルベットと思われる車のデジタル速度計やヘッドライトのクルクルパー（実際に見ないと伝わらない表現）、風船ガム、ドライブインシアター＆ターミネーター�供▲押璽札鵝�ストリートファイター�凝�80年代〜90年代の青春っぽい感じがカッコ良かったです。
最後に、パンフレットに1000円出す気はさらさらなかったけど、ビジュアルデザインのカッコよさ（昔のレンタルビデオ風）にココロを持ってかれ次の日買ってしまいました。
夏の終わりに観るアオハル映画としてお勧めです。
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