mixiユーザー(id:4941862)

2019年07月19日23:38

38 view

映画「ライフ」☆


2019年7月17日(BS鑑賞)

B級ホラー映画を大資本の暴力的な資金力で宇宙空間を舞台に映像化した意欲作でした。

物語は、宇宙ステーションを舞台に火星の土から発見した地球外生命体と人間の生死を懸けた戦いを描く。

ラストの作戦を説明している段階で結論がどうなるか、ある程度B級ホラー映画を観ている人なら分かったと思うし、実際そうなったのは評価高い。
また、ジェイク・ギレンホールの「80億の馬鹿がいるところに帰りたくない。」は、人類の宇宙史に残る名台詞として記録されると感じた。

火星の生命体がもろにタコっぽい造形なことや、人類とのアプローチが最初から捕食だったりと、SF映画ならではのとんでも設定も全然気にならなかった。
なぜなら、B級ホラー映画だから。
B級っぽいなと思ったのが、クルーの迂闊な行動とその結果自体がどんどん事態が悪化する過程で、別に馬鹿にしている訳でなく本当にワクワクした。

近年の宇宙SF映画が、「オデッセー」「ゼロ・グラビティ」等かなり考証をしっかりしている映画ばかりだったので、久しぶりに宇宙は未知の世界だよねという原点回帰的な作品に巡り合えたのはうれしかった。

最後にこれは些細な指摘だが、地球外生命体の隔離に失敗した場合のルールをクルーが知らされていないのは納得できない。
そのルールをクルー全員が知っていたら、最初の犠牲者は出なかったと考えます。
ただ、もちろん映画的演出としてはあのタイミングで分かる方が盛り上がるので問題ないです。

B級ホラー映画、またはポップコーン映画として面白いのでお勧めです。


0 1

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2019年07月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   

最近の日記

もっと見る