【０３】仮面ライダー ゼロワン 第２７話

『さて、さっそく本題ですが、今回の消防士対決、人命を救助したのは我々ZAIAの代表』



『穂村消防隊長です』



『つまりZAIAの勝利トータルで３勝１敗。』



『お仕事五番勝負は、ZAIAの勝利と言う事になります。』
相変わらず乞食みてぇな事を言ってんな、この初老恥の上塗り、生きてるだけで恥ずかしいわぁ勝ちにこだわるのも良いでしょう。勝負って、そう言う事だから。勝者がいて、敗者がいる。それは構わないんだけどね、内容を精査した？精査したのかと聞いている。一点の曇りも疑問もなく、合理的に胸を張って主張できる勝利だったかと聞いている。お前に息子が出来て、昔父さんはこんな勝負で勝てたんだと胸を張って話せるかと聞いている。お前なんざぁ、いっそ乞食になってしまえ




何か蟠っているご様子の刃 唯阿・・・・
正直、がっかりしたあれだけの事があって、十分に考える時間もあって、あんたの心に響いたのはその程度でしかなかったかぁ・・・・



結構いい場所にメダルが落ちたと思うぞッ！？
まだ崩れませんかッ！？まだ崩れやしませんかッ！？



『ヒューマギアよりもZAIASPECの方が優れていることが証明されました。HIDENの買収に向けて、こちらも本腰を入れさせていただきます。』
そもそも論なんだけれども、この勝負でヒューマギアよりZAIASPECの方が優れていると証明されたのかねぇ？今回の消防士対決に限ってみても、そもそも穂村隊長の消防士としての地力が凄かっただけで、ZAIASPECが寄与してる部分って、無線に毛が生えた程度じゃんねこれがね、例えば、そこら辺を歩いている大学生を捕まえてきて、ZAIASPECを装着させたら超優秀な消防士になったと言うならば、成立すると思うんだ。生け花だって、住宅販売の営業だって、裁判だって前提がおかしい事にすら気付いてないと言うか、みんなバカなのかね？



『待ってくれッ！！』



『今回の勝負は、１１９之助の勝ちだ。』
そうだよな。そうなるよな。なんならちょっと遅すぎるくらいだけどな、申告普通の神経なら、そうなるよな。



『１１９之助の力が無ければ、人命救助は成し得なかった』



『ヒューマギアを認めるんですか？』




『最初は信用してませんでした。しかし、命を持たない１１９之助が、命を救う事の意味を理解した。』




『彼は紛れもなく消防士でしたッ！！』
♪Don't want to close my eyes　I don't want to fall asleep　Cause I'd miss you babe　And I don't want to miss a thing・・・・脳内再生された人、挙手ッ！！この敬礼にはジンとしてしまった軍人とか警察官もそうだけど、この敬礼には相手の勇気や行動を認めて、最大限の敬意を払う意味があるんだよね。穂村隊長は、人間とかヒューマギアとか関係なく１１９之助の消防士スピリットを認めて、敬礼をしたんだよ。自分が勝ったと主張すれば出来たのに、それをしなかった。まぁ、彼程自分の仕事に誇りとプライドを持ってる人間なら、命を賭して人命救助に従事する人間なら、それを許さないだろうね、潔しとはしないだろうね。彼は乞食じゃないから。清廉潔白な漢だから





『社長・・・・』



『穂村隊長の意見も、一理あるかと。』



『キミの意見は聞いていない。』


ワンマン！！
まぁ、そうだよね人の意見に耳を傾ける事の出来る社長なら、こんな残念な仕上がりになんかなってねぇしねそれにそもそも、仮面ライダーのヒールが、この場面で「そうだよね唯阿の言う通りだと私も思う」とは絶対言わないし、言えないしブレっちゃうからヒールがそれだとゼロワンがブレちゃうから歴代のワル達も言って来たしねみんな死んだけど虫ケラ同然に殺されたけど勧善懲悪では、ギャップが大事






しかし・・・・






クソだなッ！！






　　　　　　　　　　　　　　　『はい。すいません。』




お前、犬っころかよぉ
この感じ、何かに似てるなぁって思ったら、DV旦那の言いなりになってる奥さんみたいもう完全に心がポッキリと折れたね彼女の心の中の大切な部分が失われたね。最早彼女は人間でありながら機械であるヒューマギア以下の存在に成り下がった。考える事も許されず、言いなりになるしかないそれを世間では何と呼ぶか知ってる？



性具と呼ぶんだよッ！！
社長の玩具。性具。性奴隷。(性はいらないみたい)