【０2】仮面ライダー ゼロワン 第２７話

『ゲホゲホゲホ』

『副社長・・・・』



『もし助けに来たのがZAIA側の消防士だとしたら、ゴホッHIDENは五番勝負に負けた事になる』



『助けに来て欲しいが、複雑だな・・・・』



『人間とヒューマギアが手を取り合う未来は、叶わない夢なんでしょうかッ！？』



『ゴホゴホゴホ信じよう、１１９之助を。』



ゴメンいつものコメディリリーフはどしたッ！？
超絶マジなやつじゃんかぁッ！！山下専務の言う、人間とヒューマギアが手を取り合う未来の話、誰かが言っていたんだけれども、例えば複数のヒューマギアを人間がZAIASPECで監理って言うと聞こえは悪いけど、統率と言うのかな？何か人間の判断が必要な時は直ぐに指示出来る体制を取って運用すれば済む話なんじゃないのかな？簡単な話なのにね会社だって何だって、組織ってそう言う事じゃんか？上位者が監理する訳だからね。




『副社長・・・・お先に失礼します・・・・』



『逝くなぁッ！！まだ勤務時間だろッ！！ゴホゴホ』



完璧じゃないッ！？
今まで結構いてもいなくても、あってもなくても良いようなシーンで登場する事が多かったトリオだけど、ここに来てグッと本編に絡んでくるような印象的な役割を果たしたと思うそれもこれも、今までのコメディリリーフが利きまくっているから成立するシーンなんだよねそれをここで結実させるとはなぁ彼らじゃなきゃ出来なかったねアッパレ！！









被災者を助けに来た穂村隊長と１１９之助。しかし、八方塞がりで最悪の状況



『・・・・引き返すぞ。』



『自分に任せて下さい。』



『自分は、ヒューマギアです。煙で死ぬことはありません。』



『無茶言うなッ！！いくらお前でも、この高熱と煙の中では長くは持たねぇだろッ！！』



『穂村隊長が教えてくれたんです！！』




『人間の皆さんには命がありますが、ヒューマギアの自分に命はありません。』



『自分の命もぉッ！！守ってこそ消防士だッ！！』



『命を救うのが自分の』



『消防士の仕事です。』




『先に進んで下さいッ！！さぁ、早くッ！！』



マジかよぉ・・・・
このシーン、色々と立て込んでて複雑合理で動き、心停止している人間を切り捨てるような、全く心を理解していなかった機械である１１９之助が、穂村隊長の熱い消防士魂に触れる事で共鳴して、心を得た。消防士スピリッツを受け継いだ。そして、それは凄まじい速度で進化し、並みの人間では成し得ない自己犠牲をも可能にしてしまったまぁ、自己犠牲が良いか悪いか賛否はあるだろうけど、尊いものではある。自分は命を持たない機械だから本懐を遂げられる、と。これは、バックアップで復元が出来る事を織り込み済みで出来る荒業なのかもしれないが、壊れるんだから辛くない訳がないそれでも命を助けるんだと、それが自分の使命なんだと、自ら火の中に飛び込んで焼けながらも遂行できる勇気と強い意志ッ！！シンギュラリティに達している以上、絶対に死への恐怖はある筈なんだそれでも、自分は破壊される事が前提の消耗品なんだと自虐的に言って退けられるだけの根性ッ！！



嘗て、同じように戦って死んだ漢がいましたなぁ




まさかの立往生
武蔵坊弁慶以降、立往生する場面は漏れなく胸熱だけど、これはお子様には刺激が強過ぎてトラウマになるレベルだって究極だもん、命を賭して人間を助けるために立往生とかってかなり衝撃的でしょ！？スゴく抉られるでしょ！？胸が痛くなると言うかね前回からのすっとぼけた感じの展開が信じられくらいのハードでシビアな内容だよぉ




なんかいろいろ言って、ゴメンなぁ
お前さん、本物の漢だよッ！！認める、漢だッ！！心を持たない機械である筈のヒューマギアがよぉ、自らの命を賭して人間を助けたんだよぉ、命を守ったんだよぉそれがよぉ、どこのどいつだか知らねぇけどさぁ、自分の事ばっかりでよぉ、他人の犠牲ばかりを強いてよぉ、のうのうと涼しい顔してやれ１０００％だぁ、やれ永遠の２４歳だぁ言ってる恥ずかしい奴がいたなぁ〜ッ！！おいッ！！









お前の事だよ、天津 垓！！
恥を知れ、恥をッ！！一度、前田慶次郎に朱槍でボコられろッ！！生放送で垓１０００％の芸をやって失敗してお盆落として、未使用おちんちんのキレイなピンク色をお茶の間に曝せッ！！バカ！！