偉大な選手は決してファンサービスを忘れない

大坂なおみの会見拒否、錦織圭は理解も「やらなきゃいけないこと」私見
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私は幼少期にコナーズを見て以来、もう30年来のテニスファンでもある。

だが大坂選手はどうしても好きになれない。まずテニスに政治を持ち込む姿勢が気に入らない。本当に人道上に突き動かされての行動ならともかく、彼女が行ったのは単なる自分の彼氏の擁護（それもデタラメな）でしかなく、逆に黒人差別を後押ししている印象すら受けた。

やたらラケットを叩きつけるのも見苦しいし、1本1本作って下さるスポンサーのヨネックスに対する侮辱でもある。ヨネックスと言えば昔まだ全く世界で無名だったころ、かのナブラチロワが愛用して、世界で認知された。ナブラチロワも結構怒り狂う選手だったが、一度としてラケットに当たる行為を見た事がない。彼女はいつも自分に対して怒り、ミスをした自分に向かって叱咤していた。来日の折にはヨネックスの工場や本社に立ち寄り、社長や工場長らに感謝の言葉を述べていた。あれこそが本物のプロ精神と言う物だろう。

会見はファンサービスであり、その根幹はテニスをここまで育ててくれたテニス関係者とファンと先人への恩返しでもある。一流の選手はいかに負けて悔しくても、常にテニスを育てる為のファンサービスは忘れない物だ。

彼女はあらゆる意味で自分勝手であり、他人に対するリスペクトがない。